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UPDATE|2023/11/30

『ブギウギ』ついに梅丸楽劇団が解散…ショックを隠せないスズ子に、追い打ちをかける梅吉の逮捕

日帝劇場・稽古場にて。稽古場から去って行く団員たちを見つめる福来スズ子(趣里)。 写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第44回が30日(木)に放送され、スズ子(趣里)と梅吉(柳葉敏郎)の喧嘩、梅丸楽劇団の解散、梅吉の逮捕…と不穏な空気に「胸が痛い」「今日はつらかったな」といった声が多く集まった。

【写真】楽団員に謝る辛島一平(安井順平)、ほか『ブギウギ』第44回場面カット【5点】

大喧嘩をしたスズ子と梅吉は、それ以来全く口を効かなくなっていた。なんとか仲直りさせようとするチズ(ふせえり)の気遣いもむなしく、2人は冷戦状態のままだ。そしてスズ子は、制限されている舞台上でどんな表現ができるのか悩んだ結果、羽鳥善一(草彅剛)作曲の「蘇州夜曲」を歌わせてほしいと善一に頼み出る。戦争が進み、エンタメが取り締まられるなかでも人気のあった曲で、スズ子はこれなら三尺四方の中でも、お客さんを楽しませることができると考えたのだ。

ところが、羽鳥は「君は心から蘇州夜曲を歌いたいわけじゃないだろう」とスズ子の心を見透かしていた。羽鳥はおもむろに「ラッパと娘」をピアノ演奏し始め、スズ子は久しぶりに自由に歌い踊り舞る。華やかで楽しかったころの記憶が思い出され、またこんな風に舞台ができたら…と誰もが思ったところで、ついに辛島一平(安井順平)の口から梅丸楽劇団の解散が告げられる。行き場をなくした楽団員からは不満がこぼれ、スズ子は重い空気に何も言えなくなってしまった。

落ち込み、とぼとぼと帰宅したスズ子。だが、更なる試練が待ち受けていた。梅吉が喧嘩をし、警察に捕まったというのだ。スズ子は警察署まで梅吉を迎えにいくが、梅吉は「関係ないやろ」と喧嘩の理由を話そうとしない。父親の、反抗期の子供のように突っぱねる姿にスズ子は呆れ「好きにしたらええわ」と梅吉を置いてスタスタと行ってしまった。

公私ともにボロボロになったスズ子に、視聴者からは「ついに楽団も解散。スズ子や他の楽団員はこれからどうするんだろう」「大阪の梅丸のみんなのことも心配」「梅吉さんとスズ子に胸が痛い」「梅吉さん、スズ子のことを悪く言う人と喧嘩したんかな」など、明日放送の第45回で第9週がどのように締めくくられるのか、不安の声も多く寄せられていた。

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