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UPDATE|2023/12/12

『ブギウギ』村上興業のお坊ちゃま・愛助(水上恒司)の募る”スズ子愛”「恋に落ちた目だね」

左から、二村(えなりかずき)、福来スズ子(趣里)、一井(陰山泰)、村山愛助(水上恒司)。 とある宿・広間にて。自己紹介を交えながらスズ子たちと夕食をともにする愛助。 写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第52回が12日(火)に放送され、スズ子(趣里)が汽車の中で『故郷(ふるさと)』を披露。澄んだ歌声で乗客と村山愛助(水上恒司)を虜にした。

【写真】電車で『故郷』を歌うスズ子、ほか『ブギウギ』第52回場面カット【5点】

ひょんなことからスズ子らと夕食を共にすることになった愛助。愛助は梅丸時代からスズ子のファンだったと言い、本人を前に"スズ子愛"を語り始める。スズ子は愛助のあまりに真剣な姿に頬をほころばせた。翌朝、スズ子たちが旅館を出ようとすると、愛助が既に宿代の半分を払ってくれていることが判明。小夜(富田望生)がお金をなくし、宿代を払えなくなっていたスズ子たちを見かねて、愛助が気を利かせてくれたのだ。

愛助に返金する術もなく、次の巡業先へ向かうために汽車に乗り込んだスズ子たち。すると、同じ車両にたまたま愛助も乗り合わせていた。スズ子が愛助に「お金は後で送金しますから」とお礼を言っていたところに、ある軍人が「ぼっちゃん!」と愛助に声をかける。続く「芸人さんを大勢慰問に派遣していただいて、村山興行さんには感謝しかない」という軍人の一言で、愛助が大手演芸会社の息子だということが明らかになった。

村山興行のモデルになったのは、現在の吉本興業。愛助がとんでもないお坊ちゃまだと知った五木ひろき(村上新悟)はゴマすりが止まらない。そんな中、なくしたと思っていた劇団のお金が小夜の足袋の中から見つかり、愛助の”泥棒疑惑”がようやく晴れたのだった。

スズ子は、愛助がお金持ちの青年だったことに驚きながらも、乗客の少女のリクエストで『故郷』を歌うことに。スズ子の澄んだ歌声と柔らかな表情に一井(陰山泰)のトランペットも加わり、乗客全員がスズ子の歌に聞き入っていた。そして、愛助は他の誰よりも熱い視線でスズ子を見つめていた。

スズ子が歌う『故郷』と、スズ子を見つめる愛助の姿にSNSでは「最後のスズ子の『故郷』にすっかり心を持っていかれた。心に響く歌声だった」「#ブギウギ は、歌唱シーンをしっかり尺使って見せてくれるから好き」「愛助さんかわいいわ。ちょっとぽわっとしてるとこが六郎と重なる」「『故郷』歌うスズ子を見る目は恋に落ちた目だね。なんて、ピュアなの」など多くの声が寄せられていた。

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