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UPDATE|2023/12/30

2023年大活躍した俳優といえば? 高橋文哉、萩原利久、櫻井海音…若手有望株の躍進を振り返る

高橋文哉2024年卓上カレンダー「FUMIYA TAKAHASHI 2024 CALENDAR」(幻冬舎)

毎年新たなスターが誕生する芸能界だが、とりわけ2023年は若手有望株の躍進が凄かった。テレビで見ない日がないほど数々のドラマに出演する者もいれば、視聴者の記憶に残るような卓越した演技力を見せた者など、その活躍ぶりは実にさまざま。そこで本稿では、とくに印象的だった未来のニュースター3名に注目していこう。

【関連写真】萩原利久&早見あかり初共演ドラマ『めぐる未来』ポスタービジュアル

まずは、2022年に『日経トレンディ』の“来年の顔”に選ばれた俳優の高橋文哉から。高橋といえば2019年放送の『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)で主人公の飛電或人役に抜擢された、いわゆる仮面ライダー俳優だが、それ以降の活躍が実に目覚ましかった印象だ。

というのも2021年から『夢中さ、きみに。』(MBS)や『最愛』(TBS系)など、数々のドラマに出演し、2023年1月期のドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)ではついに10クール連続出演を達成。まさに破竹の勢いと言うべき活躍ぶりだった。

基本的に高橋が演じる役柄は好青年キャラが多い印象だが、2023年10月期の主演ドラマ『フェルマーの料理』(TBS系)では新境地を開拓した。彼が演じた北田岳は数学に人生を捧げてきた数学少年で、ひょんなことから料理人の道を目指すという役どころ。その性格は誠実かつ温厚で、好青年といえば好青年なのだが、物語が進むにつれてだんだんと傲慢な性格へと変貌していった。俗に言う“闇落ち”だ。

仲間に鍋を投げつけ、味見もせず見ただけで「作り直せ」と指示を出し、挙句の果てには「どうして見えないんだよ!!」と怒鳴り散らす姿は、これまでの高橋のイメージを一変させたに違いない。それと同時に、高橋文哉はこんな役もできるのか!と感心した視聴者も多かったのではないだろうか。

2024年5月公開予定の映画『からかい上手の高木さん』では、ヒロインの高木さんにからかわれてばかりの西片役に抜擢。同作は原作の10年後を描いたオリジナルストーリーとなるようだが、高橋はどんな“大人西片”を演じるのか、今から期待が高まる。


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