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UPDATE|2024/01/11

『ブギウギ』スズ子が渾身の『ラッパと娘』を披露、熱気あふれるステージに視聴者も涙

左から、一井(陰山泰)、福来スズ子(趣里)。 日帝劇場・舞台にて。待ちわびた観客の前に登場するスズ子。  写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第70回が11日(木)に放送され、スズ子(趣里)が久しぶりに「ラッパと娘」を披露。エネルギーあふれるステージに大盛り上がりとなった。

【写真】『ラッパと娘』を披露するスズ子、ほか『ブギウギ』第70回場面カット【5点】

小夜(富田望生)や愛助(水上恒司)、マネージャーの山下(近藤芳正)らが見守る中、スズ子は真っ赤なドレスでステージに立った。これまで三尺四方の中に閉じ込められて歌っていたスズ子。戦争中のうっぷんを晴らすように、ステージ全体、全身を使って「ラッパと娘」を披露した。

観客の顔には自然と笑みが浮かび、手拍子でスズ子のパフォーマンスに参加する。会場は大盛り上がりで、誰もが高揚した視線でスズ子を見つめていた。そして、客席の一角には、上海から戻ってきた羽鳥善一(草彅剛)の姿があった。

ステージで全てを出し尽くしたスズ子とりつ子(菊地凛子)の元に、善一がやって来る。終戦後、上海で3か月もの間拘束され、命からがら日本に戻ってきたのだという。善一は「あの頃以上の最高のステージだった」とスズ子とりつ子を称え、自分自身も新たな音楽制作に向き合うと決意を新たにした。

一方、小夜は楽しみにしていた宝くじが外れて肩を落とす。ハズレ券4枚でタバコと交換し、宝くじを買ってくれたアメリカ兵のサムにプレゼントすることに。するとサムはたどたどしい日本語で「食べる、どうですか?」と小夜を食事に誘い、思いがけず二人は距離を縮めたのだった。

”福来スズ子”が完全復活した今回のステージに、視聴者からは「久しぶりに制限なしで、思いっ切り、凄くよかった!」「『ラッパと娘』最高だった!」「歌手、観客、奏者すべての熱量が爆発する熱狂を体感しながら涙が溢れ出す」など絶賛の声が相次ぎ、改めて趣里の歌唱力を称賛する声が多く集まっていた。

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