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UPDATE|2024/01/24

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』では生存できるか? 「CV.桑島法子=死亡フラグ」の都市伝説

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』メインビジュアル(「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」公式Xより)



桑島は一時期、ほかのアニメでも「CV.桑島=死亡フラグ」というイメージが付いて回っていた。実際に『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ以外にも、さまざまな作品で不憫なキャラクターを演じている。

たとえば2006年に放送された『BLACK LAGOON』の第2期では、関東和平会傘下の暴力団「鷲峰組」前組長の一人娘・鷲峰雪緒を担当。雪緒は元々やさしい少女だったが、とある騒動をきっかけに組長の座へ。徐々に極道の道に染まってしまい、レベッカ・リーたちとの戦闘で敗れたことを契機に刀で自決するという最期を迎えた。

ほかの例でいうと、『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』の紫苑・パヴリチェンコや、『戦場のヴァルキュリア』のイサラ・ギュンターなども挙げられる。また微妙なラインでは、作中で死亡報道が流れる『機動戦艦ナデシコ』のミスマル・ユリカ、一度死ぬ運命にあった『宇宙戦艦ヤマト2199』の森雪なども、“桑島らしい”ヒロインと言えるかもしれない。

さらに最近のアニメでいえば、桑島は2019年から放送されている『鬼滅の刃』にも出演。そこで主人公・竈門炭治郎の母である葵枝(きえ)を演じたが、物語の冒頭で鬼舞辻無惨の手によって惨殺されている。

ちなみに『ONE PIECE』で、ルフィたちが乗り込む「ゴーイングメリー号」の声を当てていたのも桑島だ。こちらは人間ではなく乗り物なのでフラグは発動しないかと思いきや、「ウォーターセブン編」で火葬され、悲劇の別れが描かれることになった。

その一方で、桑島の演じたキャラクターがフラグを回避したケースも。2014年放送の『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』に登場したヴィヴィアンだ。新兵に「誰が最初に死ぬかなぁ?」と物騒なクイズを出したり、たったひとりでボス格に挑もうとしたりと、いかにも早々に退場しそうなキャラクター造形だった上、同作には『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの監督・福田己津央氏がプロデューサーとして参加していた。

誰もが悲惨な未来を想像していたはずだが、そんなヴィヴィアンはことごとくフラグをへし折り、最後まで生存することになる。

もちろん桑島が演じたキャラクターが存命のまま終わるのは、同作だけではない。むしろ単純に出演作品が多すぎるため、そのなかに死亡キャラが多数含まれることになり、都市伝説が真実味を醸してしまっただけ……とも考えられる。

とはいえ、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにて高確率で“フラグ”が発動していることは確かなので、最新作で演じるアグネスの生死は油断ならないだろう。はたして、エンドロールまで生き残ることはできるのだろうか。

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