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UPDATE|2024/02/09

『ブギウギ』「東京ブギウギ」がついにお披露目、第1回の伏線回収シーンに注目集まる

日帝劇場・舞台にて。「東京ブギウギ」を唄う福来スズ子(趣里)。 写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第91回が9日(金)に放送され、スズ子(趣里)が日帝劇場で「東京ブギウギ」を披露。第1回の冒頭シーンとつながる、特別な回となった。

【写真】楽屋を訪れた茨田りつ子(菊地凛子)、ほか『ブギウギ』第91回場面カット【5点】

満員の観客の前で「東京ブギウギ」を歌い踊るスズ子。まつ毛の長さも絶好調で、羽鳥善一(草彅剛)の振る指揮棒もどこかいつもより軽やかに見える。スズ子の歌声は戦争を乗り越えた人々の心に染み渡っていった。

そして楽屋では、茨田りつ子(菊地凛子)が愛子を抱いて「東京ブギウギ」を口ずさんでいた。愛子が泣くたびに中断になり、不穏な空気が漂っていた稽古場に「私が面倒みます」とまるで救世主のように現れたりつ子。第1回の冒頭シーンが巡り巡って今日の放送につながり、”福来スズ子”の物語に一区切りついたような演出だった。

スズ子がブギの女王としてステージで輝く中、街中にはまだまだ戦争で負った傷を抱えて生きている人々もいる。靴磨きでお金を稼ぐ少年もその一人だ。彼から見たら、スズ子やりつ子は立派な靴を履いたお金持ちの女性。そんな煌びやかな二人を物陰からじっと見つめていたのは…スズ子の幼馴染・タイ子(藤間爽子)だった。

「東京ブギウギ」のステージを存分に楽しんだ視聴者からは「とうとう東京ブギウギ。心ズキズキの意味こんなに考えたことなかった」「本当に素晴らしいこの回、朝からズキズキワクワク」「今日の#ブギウギは鳥肌止まらなかった」と反響の声が寄せられる一方で、「タイ子ちゃんに何が?」「タイ子ちゃん…心配」とタイ子の久しぶりの登場に心配の声も集まっていた。

来週は第20週「ワテかて必死や」がスタート。タイ子、秋山美月(伊原六花)のほか、おミネ(田中麗奈)、大野晶子(木野花)など新たな人物も登場する。

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