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UPDATE|2024/03/03

アプガ(2)日比谷野音 直前インタビュー「悔いが残らないように全力を尽くしたい」

(左から)佐々木ほのかと高萩千夏

アップアップガールズ(2)が3月3日(日)、日比谷野外大音楽堂で単独ライブを開催する。グループとして過去最大規模のワンマンに向かう5人を直撃。まずは高萩千夏と佐々木ほのかのインタビューから。

【写真】高萩千夏&佐々木ほのかの撮り下ろしカット【8点】

──いよいよ3月3日に、アップアップガールズ(2)(以下、にきちゃん)のワンマンライブ『アップアップガールズ(2) 輝く☆にきちゃん魂!〜未来へ繋ぐ日比谷野音〜』が日比谷野外大音楽堂で開催されます。お2人の日比谷野音ワンマンへの思いを聞かせてください。

高萩 正直、東京でアイドルをやってなかったら、日比谷野音がすごい会場だってことはわからなかったと思います。こうして自分たちが目標にしたいと思ったのも、自分がにきちゃんで活動してきたからだと思います。アイドルが目指す大きなステージと言えば、武道館、野音、Zepp、ちょっと前だと中野サンプラザとかあると思うんです。

にきちゃんは、7年間がんばって活動してきてZeppワンマンを実現できたりしていったんですけど、そうした中で、アイドルが目指す目標のひとつ、日比谷野音に立ちたいって気持ちが増していきました。あと野音は、自分たちが尊敬する先輩のアップアップガールズ(仮)(以下、アプガ(仮))さんが大きい目標にしてた会場なんです。8年目にしてその野音に遂に自分たちが立てるのは、先輩たちに近づけたのかな?って思うし、自分たちにとってはすごく大きいことだなって思います。

佐々木 もともと私が東京に出てきたのは、自分をたくさんの人に知ってほしいって理由からだったんですけど、私もにきちゃんに入ってなかったら日比谷野音って響きすら知らなかったと思います。にきちゃんでアイドルをがんばる中で、日比谷野音を目標にするぞ!ってなったところから、私も野音についていろいろ調べたんですけど、ほんとにいろんな人が野音に立たれてるのを知ってびっくりしました。日比谷野音の重みがわかったんですよ。

なので、いざライブが決まったとき、いつもだったら「やったー!」って素直に喜べるんですけど、今回は違って「これはがんばらなきゃまずい」って思ったんです。ただうれしいだけじゃなく、野音に立ったときにもし「ほーちゃんのパフォーマンス、ステージに負けてるね」って思われたらどうしよう?とかいろいろ考えました。

ほんとに現実を見なきゃなって思ったんです。なので、当日はちゃんと胸を張って「私は日比谷野音に立てるアイドルだ!」って堂々とみんなに言えるように、悔いが残らないように全力を尽くして挑みたいってすごく思います。

──さて、にきちゃんは2017年2月25日の結成から今年で7周年となりました。これまで発表した楽曲の中から、特に思い入れのある曲をライブの印象も込めて聞かせてください。

高萩 曲もそれぞれ思い入れがあるんですけど、ライブってことを含めて考えると、私はオープニングSEについて話したいです。オープニングSEって、言ってみればグループを表すテーマ曲なんですよ。SEが流れるときって、ステージに出るときの一番最初の思いだったり、ここまで来るまでの感情だったりが出てくる瞬間なんです。あの始まりの時間がすっごくドキドキするんです。

特に大きなライブのSEのときのことはどこの会場も覚えてますってくらい、私の中では大きいものなんです。ライブが始まるとずっと楽しい!って感情だけど、そこだけが唯一緊張してる時間なんです。余計なことを考えずに、このライブのことと、自分の今までの気持ちと向き合うからすっごくグッとくるんです。私は、ほんとにあの時間をすごく大切にしてます。お客さんにしても、「遂に始まるぞ!」とか期待感で印象に残ってる人が多いと思いますね。

佐々木 私の印象深い曲は「Sun!×3」です。私が加入(2018年4月)して、りんりん(中沖凜)が卒業(2018年12月)したあとに、この曲の歌い出しを受け継いだんです。それが、私にとっての初めての長い歌割りだったんですよ。なので、セトリに「Sun!×3」が入ってると毎度毎度歌うたびに緊張してました。今だから言えるけど、私、途中でこの曲のことが嫌いになったんです。歌えないし、煽りも上手くできなかったし、「Sun!×3」と私の関係性が気まずくなっちゃったんです(笑)。

でも、今となっては、ほんとに大好きな曲になりました。歌詞の意味もメロディもめっちゃいいなって思うんです。自分がにきちゃんに入った初期の頃を思い出しますし、ライブで歌ってても泣きそうになるときもあります。でも、歌割りはソロパートじゃなくなったんですけどね。3期メンバーが加入したタイミングで、最初の部分が島崎になって、続いて私になったんです。でもでも、素敵な歌に変わりはないからいいんです。これからもたくさん歌っていきたいし、ファンのみなさんにも今までのこととかを思い出してもらえたらいいなと思います。

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