FOLLOW US

UPDATE|2024/03/17

“令和の美脚クイーン” 波崎天結、保育士から転身の理由「グラビアは今しかできないと思った」

波崎天結 撮影/田中健児



現在までにイメージDVDは3枚リリース。スラリとした長身と美脚でファンを増やしている。さらにデビュー1年を待たず、2月27日にはファースト写真集『あゆむすび』(ワニブックス)を発売した。グラドルにとって紙の写真集を出版することが難しくなる中、異例のスピードでの初写真集となった。波崎自身もそのスピードの早さに驚いている。

「私の中でのイメージとしては、まず雑誌に載って、雑誌の表紙を飾って、そして写真集という流れだったんです。まだ表紙になったこともないのに、そこを飛び越えて写真集になってしまったので、正直驚きの方が大きかったですね。

写真集ではDVDとは違って、私のやりたいことをたくさん取り入れてくだっていて、自分も一緒に作品を作っている感じが強くあって、すごく嬉しかったです。この写真集をみんなに見てもらえるのがまたさらに嬉しい」

写真集をめくると、最初に波崎の胸の谷間に挟まれた四葉のクローバーが目に入ってくる。これは波崎自身のアイディアが生かされたシーンだという。ほかにも終盤に登場する、バッタを持つシーンも波崎が提案した。

「実は私、本当はアリも触れないくらい虫がダメなんです(笑)。でも、だからこそバッタを持ったら素の表情が出せるんじゃないかなと思って。実際すごくお気に入りの写真になりましたね」

髪ブラやお尻が見えたショットなど、写真集ならではの大胆ショットも収められているが、そこにも波崎なりのこだわりがある。

「写真集を作るのなら下品にならない、品のある写真集を作りたくて。日常的に髪ブラをする場面ってそもそもないじゃないですか。これは髪ブラですと前面に出るのではなく、角度で自然に隠したい。お尻のシーンもちょっとしたハプニングで後ろから見られちゃったという感じに仕上げたいと思っていました。チラリズムが好きなので(笑)。

あと普段前髪はあげないんですけど、80年代風の衣装のシーンではおでこを見せているので、我ながら新鮮ですし、みなさんにもぜひ見ていただきたいです」

写真集という一つの夢を早速叶えてしまった波崎だが、今後の夢はなんだろうか。

「まずはもっと雑誌に載れるようになりたいです。そして表紙を飾りたい! ゆくゆくはテレビのお仕事にも興味はあるんですけれど、まずは目の前のことを一生懸命やりたいなと思っています。あとはピューロランドにお仕事でいつか行けたら嬉しいですね。大好きなシナモロールと共演したいです!」

そして何より、誰かの笑顔のきっかけになりたいと考えている。

「子供の悩みを聞く人になりたいと思って大学に入りましたが、あるとき、悩んでいるのは子供だけじゃなく大人もみんなそうなんだと気づいて。だから悩んでいる誰かの希望になれたらなとずっと思っていました。

でも当時はじゃあどうやればいいか何にも思い浮かばなくて。でも今は、私と同じADHDの方であったり、悩みを抱えている人を私の活動を通して笑顔にしたり、笑顔を生むきっかけを作れたらなって思っています」

(取材・文/徳重龍徳)
AUTHOR

徳重 龍徳

CREDIT

撮影/田中健児


RECOMMENDED おすすめの記事