もともと“令和のハイレグプリンセス”をキャッチフレーズとしていた林田だが、ファースト写真集をもってその地位を不動のものとした。だからこそ、林田自身もハイレグ写真集への“帰還”に並々ならぬ思いがある。
「撮影会ではビキニは着ないと言っていいくらい、ずっとハイレグを着ています。だからハイレグにはすごく愛着があって。『ハイレグの国』はハイレグオンリーの写真集という挑戦だったんですけど、それがとても好評で、そして今回帰還ということになった。なので、あの挑戦は間違ってなかったんだなって感じがしています」
ただ傑作であればあるほど、前作を超えるハードルは高くなる。だからこそ『鋭角姫の帰還』の制作にあたっては、『ハイレグの国』を超えるべく、カメラマン、スタイリスト、竹書房のスタッフと全員が気合いを入れていたという。このため最新作の衣装は「本当にアグレッシブなものが多い」と語る。
「普通の女の子がハイレグに目覚めてプリンセスになったという裏のストーリーもある作品で、“令和のハイレグプリンセス”にちなんでプリンセス風の衣装を3〜4着着させていただいています。表紙にも使われているダークプリンセス風の黒いハイレグがお気に入りです。
これまでプリンセスということでティアラをつけたかわいい系はあったんですが、かっこいいプリンセスは初めて。実は衣装もハイレグ部分がキュッと細めになっていて、写真集の中でも一番のハイレグなんです」
さらに林田ならではの他では決して見ることのない奇抜なグラビアを披露している。そのうちの一つが「焼きそばハイレグ」という、焼きそばを持ち上げて肌を隠した衝撃的なショットだ。
「あのシーンは焼きそばの幅でハイレグを表現しているんです。だから“焼きそばハイレグ”です。その焼きそばを買ってきた際のビニール袋で作った“ビニールハイレグ”もぜひ見てほしいです。ハイレグだけじゃなく、髪飾りも腕の飾りも全部ビニールでできています。スタイリストさんがその場でビニール袋を切って作っているので、もう2度と同じものは作れないんですよ」