ハイレグはインパクトが強い分、特に林田本人よりもハイレグに注目が集まるケースもある。ただ本人はそうした状況もあまり気にしていないのだという。
「ハイレグが好きですと言われたら嬉しいです。直接言われたことはないですけど、『あなたの顔は好きじゃないけどハイレグがすごいから見ています』と言われても、ありがたいなと思いますね」
林田のブレイク以降、ハイレグを着るグラドルも増えたように思えるが、本人にはその実感はないのだそうだ。
「取材で『ハイレグが流行っていますけど、気持ちはどうですか?』と聞かれることがあるんですけど、こちらからすると『そうなんですか?』という感じ(笑)。でもハイレグが流行れば、スタイルがよく見える女の子が増えるので、それは喜ばしいことだと思います!」
露出度が高いハイレグを着こなしてきた林田。だからこそ露出には強いこだわりがある。
「ハイレグは布面積的にできることが限られてしまうので、どうすればファンのみんなに楽しんでもらえるのかなって言うのはずっと考えています。私自身ヌードには抵抗はないんですけど、でも私がヌードをやって楽しいのかなって。今まで私を応援してくださっている方もハイレグを見て好きになってくれていると思うし、そうしたファンの方が見たいものは私の裸じゃないんだろうなという自負があるんです」
新鮮なハイレグのアイディアを見つけるのに苦労も生まれている。けれど、林田はこのままハイレグの道をずっと進んでいきたいと話す。
「ハイレグはトレードマークでもあるので、そこはブレずにやりたい。このままハイレグを進化させていきたいなと個人的には思っています。できることならもうずっとハイレグを着ていたいんです。もちろん、また新しいことにチャレンジすることもあるかもしれませんが、基本的にはハイレグを前面に押していきたいですね」
ハイレグへの矜持を感じさせた林田は、最後に今後の目標について次のように語った。
「まずは3月に写真集が出て、4月にDVDが出るので、そこを盛り上げていきたい。あとは、ずっと演技のお仕事は変わらず挑戦したいと思っているので、そっちも挑戦したいなと思っています。あとは私考案のハイレグ水着をプロデュースしたりも、どこかからお声がけがあればぜひやってみたいですね」
(取材・文/徳重龍徳)