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UPDATE|2024/07/01

僕が見たかった青空・結成1周年波乱の成長記「100人いるかいないか」の会場から逆襲のリベンジ

僕が見たかった青空

昨年6月15日、メンバーをお披露目したアイドルグループ「僕が見たかった青空」が、結成1周年を迎えた。「乃木坂46公式ライバル」という十字架を背負って誕生したこの23人は、どんな道のりを歩いてきたのか。もっとも至近距離で見てきた記者が振り返る。

【関連写真】2作連続でセンターに抜擢、八木仁愛の撮り下ろしカット【5点】

6月22日、Zepp DiverCity Tokyoは活気に包まれていた。行われたのは、「僕が見たかった青空」(以下、僕青)の結成1周年記念ワンマンライブだ。会場は約2000人のファンで満員。若いファンも目立つ。それは、1年前には考えられない光景だった。

昨年6月15日、この会場では「乃木坂46公式ライバル メンバー発表会」が行われた。今を時めく乃木坂46のライバルとはどんなものだろうと、数百人のメディア関係者が訪れた。お披露目されたメンバーは23人。不安と緊張で泣きだすメンバーが何人かいた。グループ名にちなんだ、青と白の制服衣装が目にまぶしかった。

僕青の注目度は高かった。すぐさまフジテレビ主催の大型イベント「お台場冒険王2023」のオフィシャルサポーターに就任した。同局で冠番組が始まった。世界最大のアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL2023」では好待遇でパフォーマンスした。ラジオ番組も何本かスタートした。

僕青は順風満帆かと思われた。ところが、雲行きは怪しくなる。8月に発売されたデビュー曲『青空について考える』のスペシャルイベントで会場がまったく埋まらなかったのだ。

東京と大阪で開催されたこのイベント、センターの八木仁愛はZepp DiverCity TOKYOでのライブでこう振り返った。

「その時、来てくださった方は100人いるかいないか、くらいで。私たちの今の実力ってこんな感じなんだなと現状を実感した」

AUTHOR

犬飼 華


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