──グラビア1本でやってこうという気持ちから辞めようと思ったんですか?
葉月 それもありますけど、向いてないなと思ってたんですよ。グラビアのほうはファーストDVDを出して、たとえば結婚して子供が大きくなった時に、子供に見せられるといいなって。「お母さん、こんなのやってたんだよ」って言えたらいいかなぐらいの気持ちだったんですけど、予想外に売れたので、人生一度きりだ、墓場に飾れるもの(ファーストDVD)も残せたし頑張ろうと。
──死後のことまで考えていたんですか(笑)。
葉月 今の自分は今じゃないと撮れないですしね。それで正社員を辞めて、実家に仕送りしているのもあって、今年の3月まではグラビアの掛け持ちでバイトもやってたんですけど、中途半端だなと思ったんです。それでマネージャーさんには「もしもグラビア業界で上手くいかなかったら今年中に辞めます。なので仕事を獲ってきてください」と伝えました。私も頑張って痩せたり、良いスタイルになったり、自分の趣味を公開したり。
──それで18禁系が好きなのもぶっちゃけたんですね。
葉月 もともと18禁系は好きだったんですけど、最初はマネージャーさんから「清純派売りだから、それはツイッターで言っちゃいけない」と。その時は「そうですね」と思ったんですけど、「好きなことをつぶやけないのに、どうしてツイッターをやらなきゃいけないの?」って改めて相談したら、だったら18禁系をつぶやいてもいいよってことになったんです。そしたら『ゴッドタン』のお仕事も、それで決まったんですよ。
──『ゴッドタン』のプロデューサーが葉月さんのツイッターを見てたってことですか?
葉月 いや、『ゴッドタン』にも出てた小林司(講談社の編集者。ミスiD実行委員長・選考委員)さんが私のことを知ってくれたみたいで、「『ゴッドタン』のオーディションを受けてみてください」と言われて、実際に受けてみたんです。オーディションではダジャレが得意なのとエロ本が大好きなのを伝えたんですけど、ダジャレは上手く言えず、でもエロ本好きが非常にウケまして。あと、すっぴんで行ったのも良かったみたいです。
──確かにオーディションですっぴんはインパクトありますよね(※このインタビュー中も、すっぴん)。18禁系のつぶやきは一般の方にも好意的に受け入れられたんですか?
葉月 ですね。日頃のヲタ活のことをつぶやいたら、批判もあるだろうなと思ってたら全然ないので、みんな優しいなって思いました。