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UPDATE|2020/10/11

【インタビュー】武田舞彩「内面はマイルドヤンキー」新星シンガーソングライターの魅力に迫る

武田舞彩/撮影:荻原大志



──新型コロナウイルス感染症の影響で、6月21日に開催を予定していた3rdワンマンライブが中止になってしまいました。

武田 過去にとらわれることなく、新しい自分を展開していくなかで、3rdワンマンがリスタートになるイベントになると思っていました。ただ、自粛期間もいい時間と捉えていて。新しいスタートが少し遅くなっただけで、マイナスにはならなかったです。

──自粛期間はどんなことをされていましたか?

武田 ファンの方がワクワクするような展開を考えていました。曲作りなど武田舞彩の外側を固めながら、武田舞彩の軸を確立できるような勉強もしていたんです。今は初心を思い出して、ゴリラの時代に戻った気持ちです(笑)。

──ゴ、ゴリラの時代⁉

武田 人に頼ってばかりいないで、自分で何かを見つけて進化することがゴリラなんです。ゴリラであり続けていれば人間を超えることができると思ってます。

──なるほど……。16年から18年までロサンゼルスに留学していた頃を思うと、自粛期間も耐えられるのかもしれません。

武田 そうですね。LA留学では自分で動かなきゃ何も始まらないのでメンタルが強くなりました。マイナスに考えることが時間の無駄なので、ポジティブな人間になったんです。最初は英語の勉強に力を注がなきゃいけなくて。「エンタテインメントの勉強をしにきているのに、何をやっているんだろう」とモヤモヤした時期もあったけど、日本から「ツラくない?」という連絡がきた時は意地でも「楽しい!」と答えていたんです(笑)。そのうち友達ができたり、路上ライブをやったり、本当に楽しくなってきました。


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