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UPDATE|2021/02/11

池脇千鶴主演『その女、ジルバ』江口のり子「行動すれば年齢関係なく人生が輝く」

東海テレビ・フジ系「その女、ジルバ」 左から石動良一(水澤紳吾)、浜田スミレ(江口のりこ)

放送初回に「オトナの土ドラ」シリーズ最高視聴率を獲得、連ドラ9年ぶり主演の池脇千鶴の等身大の演技が共感を呼んでいる『その女、ジルバ』。40歳の主人公・笛吹新(池脇)をはじめ、年を重ねても女性たちがそれぞれの幸せを模索しながら生きるリアルな姿が「泣ける」「元気をもらえる」と、回を重ねるごとに視聴者の共感の輪が広がっている。

【関連写真】池脇千鶴の徹底した役作りが話題に、『その女、ジルバ』場面カット

第5話では、新が昼間に働く物流センター倉庫のチームリーダー・浜田スミレ(江口のりこ)がリストラを逃れた一方、同僚の村木みか(真飛聖)が自ら退職届を提出。新の働くBAR「OLD JACK&ROSE」ではみかの送別会が開かれ、熟女ホステスたちの“愛ある言葉”で見送られていくこととなった。

今回は、13日放送の第6話でまさかの急展開が訪れるスミレを演じる江口のりこに、作品や役に対する思い、現場の雰囲気、多忙な俳優生活の中での癒しや転機を聞いた。

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――浜田スミレの印象は?

江口 原作では“大柄な女性であること”と“休憩時間によくタバコを吸っていること”以外はあまり詳しく描かれていなかったのですが、事前にいただいた台本を読むと、スミレの背景やキャラクターが細かく描かれていました。脚本家さんが私をイメージしていただいたのか、オリジナルで作ってくださったのだと思います。

――クランクインされてから、少し変化があった?

江口 スミレは人に壁を作っているところがあり自分と似ていると思っていたのですが、演じるうちに自分とは全く異なるキャラクターだと思い始めました。スミレは頑固なようで、実はそうでもない。仏頂面ですが社交性もあり、みんなの会話に入っていける。意外と柔軟性や優しさのある女性だと気づいたんです(笑)。私自身は頑固ですし、仲良くなるのに時間がかかるほうだと思います。もし私がスミレの立場だったら、ドラマのように急速に職場の新(池脇)とみか(真飛)とは仲良くなれていないような気がしますね。

――撮影現場はどんな雰囲気ですか?

江口 池脇さん、真飛さんは同じ年代ということもあり、たくさん話さなくても一緒にいること自体が楽しいですし、落ち着きます。草笛さんをはじめ、先輩方が撮影に来る日はとても楽しみです。皆さんとても明るくお元気で、ちょっとした失敗をフォローし合っている。このドラマにおける先輩方の力は大きいですね。

――池脇さんとは、2003年公開の映画「ジョゼと虎と魚たち』以来の共演です。

江口 映画では池脇さんと一緒にお芝居をするシーンはなかったので、今回ドラマでご一緒できてとても嬉しかったですし、毎回楽しみながら撮影に臨んでいます。現場での池脇さんの存在感は抜群です。


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