妖艶な色香を振り撒く“大人アイドル”prediaのメンバー・まえだゆうが、ひそかに注目を集めている。保育園で働きながらアイドル活動を続けるという異色の経歴もさることながら、他に類を見ない独特の言語センスや忍者愛を炸裂させる特異なキャラは唯一無二。アイドル通で知られる安田大サーカス・クロちゃんも「引き込まれざるをえない」と大プッシュを続けている。インタビュー後編となる今回は、生い立ちから現在に至るまでの経緯や強烈なpredia愛を洗いざらい語ってもらった。
【写真】インタビュー中、くるくると変わる表情もキュートなまえだゆう【8点】※独特な言葉遣いの秘密は前編
<クロちゃんも恐れるNEO天然アイドル・まえだゆうの魅力に迫る>をご覧ください。
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──短大卒業を機に上京したまえださんですが、いきなりprediaに入ったのではなく、しばらく他の活動をされていたんですよね。まえだ そうですね。しかし主にモデルをやっていて、今の事務所(プラチナムプロダクション)に移るタイミングでレースクイーンやイメージガールも始めたんです。とはいってもレースクイーンは途中参戦みたいなかたちだったから、3~4ヵ月くらいしかやっていないんですけどね。それで気がついたらprediaになっていたんですよ。
──気がついたら? さすがに端折りすぎじゃないですか?まえだ いや、ホントそんな感じだったんです。しかし事務所の人から「歌ったり踊ったりはどうなの?」みたいに聞かれたら、「好きですよ」って軽い感じで答えたらメンバーに決まっていたという(笑)。「グループ活動とか興味ある?」って言われたので、最初は新しいグループを作るのかと思っていました。
──たしかにprediaもPASSPO☆の姉妹グループとして始まったし、プラチナムから第3のアイドルが誕生してもおかしくはない状況でしたよね。まえだ そうそう。ちゃんころぴー(※自分のこと。詳しくは前編参照)もプラチナムに来て間もなかったから、まだ右も左もわからない感じでした。しかしprediaに入れることは、めちゃくちゃラッキーだと思いました。「こんな話があっていいの?」って。