――当時のCSの放送対局では今Mリーグで戦うプロの方たちも活躍していましたが、観る雀時代に好きだったプロの方とかはいますか?
瑞原 いっぱいいますよ、ふふふ。誰のことを言おうかな(笑)。
――最初に好きになった麻雀プロは?
瑞原 最初に好きになったのは、土田(浩翔)さんなんですよ。土田さんがいなかったら私はこんなに麻雀好きになってなかったかもしれないですね。これは初めて告白するので、ぜひ載せてください(笑)。
――へえー、こう言っては失礼ですが若い女性としては渋くて意外な人選です(笑)。土田さんと言えば、Mリーグでユーモアたっぷりの解説も大好評のベテラン麻雀プロですが、どういうところに惹かれたんですか?
瑞原 私が観る雀だったときって、土田さんが放送対局でめちゃめちゃ強かった時期で。何て言うか素人目でも変というか、実況解説の人たちも「なんでそんな選択を?」っていうようなことがことごとくうまくいったりするという。セオリーだったり確率だったり、人の言う事じゃなくて自分がこう思う、っていうことを貫いて麻雀を打っている感じがとても好きでした。
そういう意味では、タイプは全然違うんですけど佐々木寿人さん(Mリーガー・麻雀格闘倶楽部所属)の麻雀もすごく好きです。殴られても殴られて立ち上がるボクサーみたいで、芯の強さを感じるというか。おふたりとも自分の信念があって、それに基づいてまっすぐな感じがしたんですよね。
――そう言われれば、雀風は全然違いますが、共通点がある気がしてきました。
瑞原 私、大学を卒業後一般企業で働いているときに、そのおふたりのことを社内ブログで書きこんだこともあって(笑)。「CSのMONDO TVの麻雀番組で、特におすすめの選手です! こういう麻雀を打つんです!!」って(笑)。
――麻雀ファン以外は置いてけぼりですけど、布教活動をするくらい好きだったと(笑)。