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UPDATE|2021/06/20

指原莉乃もサプライズ出演、HKT48 宮脇咲良が卒業コンサートを開催「10年間本当にありがとう」

(C)Mercury


『スキ!スキ!スキップ!』『メロンジュース』などHKT48を代表する曲が続き、あっという間に迎えた終盤。声が出せないにも関わらず、会場がどよめいたような雰囲気に包まれた驚きの演出が待っていた。『大人列車』に兒玉遥、『12秒』に指原莉乃が、サプライズ出演し、宮脇の卒業を祝ったのだ。

兒玉は「一緒の時間を過ごせて幸せです」と笑顔を見せ、指原は「咲良と(ステージに)立てるのは嬉しい」と涙ぐみ、それぞれ対照的な表情を見せていたが、久しぶりにパフォーマンスを披露した2人に、メンバーも「ヤバい!ヤバい!」と大興奮。その熱気が収まらないまま、全員で『最高かよ』を披露し、本編は終了となった。

「名前の“さくら”のように咲き誇れるアイドルになりたいです」という初々しい自己紹介で始まった宮脇のアイドル人生10年間を振り返る軌跡映像が流れ、いよいよアンコールへ。

ドレス姿になって再登場した宮脇は、『あたながいてくれたから』を披露後、スタッフやメンバー、家族、そして応援し続けてくれたファンへの感謝の気持ちを、何度も何度も頭を下げながら切々と語った。

クライマックスでは、卒業曲『思い出にするにはまだ早すぎる』、センターに抜擢されたAKB48シングル『君はメロディー』と思い入れの特に強い曲を名残惜しそうに披露。

最後は、本日の公演1曲目でもあった『桜、みんなで食べた』で締めくくり、「10年間本当にありがとうございましたー!!」と力強く挨拶。大好きなメンバーたちに囲まれながら、約10年駆け抜けたアイドル人生に幕を閉じた。

▽宮脇咲良コメント
13歳でHKT48に入った私が、10年が経ち、23歳になり、今日、HKT48を卒業します。2年半離れていて、戻ってきて、1ヶ月しか活動できなかったこと、私自身も本当に申し訳なく思っていますし、さみしく思っています。でも、2年半離れていたからこそ、時間が限られていたからこそ、この1カ月間はかけがえのない宝物のような時間でした。

鹿児島から出てきた小さな女の子だった宮脇咲良も、今、こんなに大きな会場でたくさんの人の前で旅立って行くアイドルにしてくれたのは、ファンの皆さんです。私はこの10年間を思い返すと、順位をつけるもので1度も1位になったことはありません。でも、私はいつも応援してくれていたファンの皆さんの1位だったんじゃないかなと思います。ファンの皆さんが、こんな私を特別な1位にしてくれました。

どんな私も受け止めてくれて、私の選んだ道をいつも応援してくれる皆さんがいるから、私はこの場所から一歩足を踏み出し、また違う夢へと旅立つことができます。ファンの皆さんと出会うためにアイドルをしてきたんだと思います。これからも皆さんとずっとずっと側にいて、色んな夢を叶えて、色んな景色を見たいです。また会える日を楽しみにしています。

10年間、本当にありがとうございました。

宮脇咲良

【あわせて読む】HKT48 宮脇咲良が語る“卒業コンサート”で後輩に伝えたい想い「私にとっての最後の使命」

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