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UPDATE|2022/05/09

若月佑美が語る芸能生活での“壁”「体力の衰えは抗えない、キャピキャピした役はギアを上げないと」

撮影/山田健史



──トレーナーをつけたりジムに行ったりじゃないんですね。

若月 そうですね。トレーナーさんがいると、ずっと同じモチベーションでいないと申し訳ないなと思っちゃうんです。「あまりやりたくないな」って気持ちで来られても嫌だろうなと思うので、誰にも迷惑かけずに家でやります(笑)。

──家でそこまで追い込めるのは、意志が強いんでしょうね。

若月 何か目的があると頑張れるんです。あとは自分のモットーとして「自分に後悔しない」というのがあって。自分が1日筋トレをやっていなかったとしたら、やっていないことを誰も知らなくても自分は知ってるじゃないですか。例えばその日なにかで転んだりした時に「筋トレをやらなかったからだ」って思うのが嫌なんです。でもちゃんと筋トレをやってさえいれば、例え転んでも「私はちゃんと筋トレしたから、それが原因で転んだわけじゃない」と思える。

──徳を積んでいる感覚なんでしょうか。

若月 そうですね。

──劇場版『ラジエーションハウス』では、唯織(窪田正孝)にとって杏(本田翼)が憧れの存在でしたが、若月さんにとって憧れの存在はいますか?

若月 私は韓国の俳優さんに憧れがあります。韓国ドラマが好きでよく見るんですけど、言語が違っても表情や雰囲気でこれだけ意味や感情を伝えられるのはすごいなと思うんです。韓国の作品はとにかく感情の表現が多いイメージがあって、お芝居をする上ですごく憧れます。

──若月さんも最近Netflix作品に出演されていましたから、世界配信されて韓国の方の目に触れることもありますよね。

若月 はい、言語が伝わらない国で私の演技を見てもらえることはうれしいです。私も、そういう俳優さんになれるように頑張りたいです。
AUTHOR

山田 健史


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