──對馬優菜子のアイドル人生を振り返るとどうでしょうか?對馬 私がグループに加入したきっかけであるドラフト会議って少し特殊で、合格が決まる前からレッスンや配信などあって、まだアイドルじゃないけどアイドルのような活動をしていたんです。しかも、グループの指名制のオーディションだから合格後もうれしかった反面、「ここでちゃんと成果を出さないと」という責任感と不安がありました。
──元々、どんなアイドルになりたかったんでしょうか?對馬 私がアイドルになりたいと思ったきっかけはNGT48なんです。青森から新潟のイベントに来たときに、初めて生のNGT48を観て。当時の記憶はあんまりないんですけど、お母さん曰く「私、絶対に新潟に住む!」と言っていたそうです(笑)。だからこそ、こうやってNGT48として活動できたことは本当に幸せでした。
──對馬さん自身、卒業することに後悔はありませんか?對馬 そうですね。最後は笑って卒業できれば、もうアイドルに後悔はありません。
小越 本人の気持ちが揺るがなそうなので、だったら次は食べ物作戦です! 美味しいものを食べると強く固まった意志もほぐれると思うので。物で釣ります(笑)。でも、本当に私は今まで卒業していくメンバーの意思は尊重したいって思っていたので優菜子が将来を決めたことはとっても応援したい気持ちは山々なんですけど……、こんなに引き止めたいって気持ちは今までなくて。自分がわがままだってことは分かっているんですが、どうにかいろんな卒業撤回案を出し続けたいんです。
──NGT48を卒業しても、くらくらには残る案はどうでしょう?小越 それ、いいですね!
對馬 それだったら前向きに考えようかな(笑)。
──最後にこれまで応援してくれたファンのみなさんへのコメントをお願いします。對馬 約4年半ここまで活動できたのは本当に応援してくれた人がずっといてくれたからだと思っています。卒業を考えてから、ファンの皆さんと会えなくなるということだけが心残りでした。私は前に出るようなタイプではなかったので、もしかすると「もっと自分を出した方がいい」と思っていた方もいたかもしれません。それでも、「そんなところが優菜子の良いところだよ」と応援してくれたファンの皆さんがいたおかげで自分らしく活動できました。皆さんがいなければ今の自分はいないと思います。本当にありがとうございました!
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