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UPDATE|2019/03/25

「自分は自分にしかなれない」SKE48北川綾巴が悩んで泣いて気づいたこと

左から野村実代 北川綾巴 野島樺乃


──卒業を知ったのは世間と同じタイミングだったんですか?

北川 前から知ってました。ゆななとは普通に仲がいいので、将来について話してるときに「実は卒業するんです」って聞いて。なんとなくその雰囲気を感じ取っていたので、そこまでは驚かなかったです。

──それはいつぐらいのことですか?

北川 ファンの皆さんに発表する3週間前ぐらいだと思います。

──そのときは北川さんに相談という感じではなかった?

北川 相談というより、たぶんもう決めてたんだと思います。だから私も止めたりはしないで「好きなことができればいいね」っていう話をしました。

──若手のホープと言われていた小畑さんの卒業はグループとしてすごく大きいと思うんです。でも、個々のメンバーにとってはチャンスという一面もあるんじゃないかと思うんですが、北川さんはどう思います?

北川 う〜ん、私はゆななにはなれないので、不安の方が大きいですね。2回センターを経験してるメンバーでもあるし、総選挙でもランクインしてファンの方にも認められていますし。それってすごいことだと私は思うんです。そういう貴重な経験をしているメンバーが卒業する不安はありますね。ただ、さっきも言いましたが、本人が決めたことなので、グループとしても前を向きたいです。9期生も入ってきたので(昨年12月31日に初お披露目)、若手にどんどん頑張っていってほしいなって思います。

──9期生の話が出ましたが、今、北川さんは後輩とどんな接し方をしてるんですか?

北川 私、人見知りなんで今のところ絡みはあまりないですね(苦笑)。ただ、それこそチームSも今ではほとんどが後輩になって。先輩は(松井)珠理奈さんとらんらん(山内鈴蘭)とぴよす(都築里佳)の3人だけで他のチームに比べても少ないんです。学べる背中が少ないっていうのは後輩にとっても不利だと思うので、それを何かしらの形でカバーしてあげたいなって思って頑張ってるんですけど、難しいですね……。そもそも私、人に気持ちを伝えるのがすごく苦手なんですけど、チームのリーダーとしてはやはり言わなきゃいけないし。伝えた方が10年先、20年先のSKE48のためになると思うんです。まあ実際に難しいんですけど、背中でちゃんと語れるような人になりたいなと思ってずっとやってきたので、後輩たちに少しでも伝わってたら嬉しいなと思います。

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