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UPDATE|2023/02/18

まもなく引退 “プロレスリング・マスター”武藤敬司がプロレス界に託すもの

(C)AbemaTV,Inc.(C)PRO WRESTLING NOAH


番組終盤、まもなく引退を迎える武藤選手へ、“ともに引退しようと誘うなら誰?”という質問も投げかけることに。武藤選手は、「本当は蝶野に引退勧めて一緒に引退したかった」と、デビュー戦での対戦相手・蝶野正洋選手の名前を挙げた。

番組では、そんな武藤選手の思いを伝えるべく、蝶野選手へ“引退勧告”をしにいくことに。蝶野選手は、武藤選手からの”引退勧告“をスタッフ経由で知ると、「まだ言っていますか?何回も断っています」と、まさかの返答が。実は、すでに何度も武藤選手から”引退勧告“をされているとのこと。

蝶野選手は「武藤さんが60歳まであの状態で続けているんだから、俺も本当はリングに上がるぐらいの…という気持ちがあったけど、思いのほか腰の状態が悪くなってしまって」と、残念ながら武藤選手との”合同引退“は叶わなかったことを明かしつつ、「我々は平成のレスラー。今の若い世代の中でトップを張っている平成レスラーは武藤さんしかいない。それであのコンディションをキープしているのはすごい」と、武藤選手の功績を手放しで称賛。

また、武藤選手の魅力についても「ナチュラル・ボーン・わがまま、かな。よく例えでいうんだけど、プロレスのリングは幼稚園生ぐらいのレベルが一番いい。小学生以上は他の人がやりたいと言っているなら譲ってあげるけど、幼稚園生は他の子が遊んでいるものを、自分が遊びたいと思ったら取って遊んでしまう。それで喧嘩になる。プロレスのリングの上ではそれでいい。武藤さんは結構そういうタイプ。そういうところをもし考えてやっているなら素晴らしい人間」と語った。

有田は、実は武藤選手が蝶野選手へ“引退勧告”をしていたという事実を受け、「たしかに、デビュー戦と引退試合が同じというのはエモい。だから、武藤さんはずっと誘っていたんだろうね」と、プロレスファンとしての目線で考察。また、“プロレスのリングは幼稚園生ぐらいのレベルでいい”という蝶野選手の名言に対して、「武藤さんは誰にも負けない動きをするから説得力がある」と共感した。

『有田哲平の引退TV』#7は、現在「ABEMA」にて無料で配信中。なお、21日に東京ドームで開催される『武藤敬司引退試合』は、「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて独占生中継される。

特別ゲスト解説として蝶野正洋の出演も決定し、NOAH、新日本プロレスにとどまらず、DRAGONGATEや全日本プロレス、DDTプロレス、東京女子プロレスの選手も総出場で、武藤選手の最後の花道に彩りを添える。

【あわせて読む】野田佳彦元総理、内館牧子、武藤の愛娘・霧愛らが“プロレスラー・武藤敬司”を熱弁


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