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UPDATE|2019/06/15

蒼井優&菊池亜希子が語るアンジュルム和田彩花(2)「自分を貫いてここまで上り詰めた、それが感動的」

左から蒼井優、菊池亜希子



──さて、最後にお2人から和田さんにメッセージをお願いします。

菊池・蒼井 …………。

──どうしたんですか、またしても黙っちゃって(笑)。

菊池 相手が和田さんだからこそ、なんとなく収まりのいい予定調和の言葉は言えないなと思っていて。

蒼井 うん、それはあるよね。慎重に言葉を選んじゃう。

菊池 でも改めて思うのは、和田さんってこれだけ女神みたいな存在でありながら、誰よりも無邪気な笑顔を見せるんです。この前、リリイベに行っていたんですよ。

蒼井 はぁ、いいなぁ。

菊池 メンバーは「和田さんにとって最後のリリイベです」って言う時点ですでに泣きそうになっているんですね。もちろん私はすでに泣いていましたけど(笑)。でも和田さんだけは大口を開けながら無邪気に笑っていて……。その笑顔が本当に輝いていたんですよね。これからもそのキラキラした笑顔を見せ続けてほしいなってファンとしては望んでやみません。あの笑顔に私は救われてきたから、これからも“スマイレージ”を溜めていきたいです!

蒼井 立場が人を作るって言いますよね。私は今の和田さんにも「わらああかれーす」って言っていた頃の姿がオーバーラップすることがあるんですよ。かと思うと、まったく違う次元に進んだ和田さんもいっぱい見てきた。今度はソロになる和田彩花。それに対して私はどんなことを感じることができるのか? それはすごく楽しみなことでもありますね。和田さんは今後のアンジュルムに対して「どんな形でもいいんだよ。自分たちらしくいてね」と言いました。まったく同じことを私は和田さんに伝えたいんですよ。「こういう和田さんじゃないと嫌だ」なんて言う気は一切ないです。自由に和田さんらしく生きてほしいですね。

▽蒼井優(あおい・ゆう)
女優。2001年『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビュー。映画『フラガール』で「第30回日本アカデミー賞」最優秀助演女優賞・新人俳優賞、映画『彼女がその名を知らない鳥』で、「第41回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞など、映画、舞台をはじめ多方面で活躍。文化庁の2018年度「芸術選奨」新人賞を受賞。主演映画『長いお別れ』が公開中。

▽菊池亜希子(きくち・あきこ)
モデル、女優。モデルでデビュー後、映画やドラマ、舞台、CMにて活躍。また、自身が編集長を務めた書籍『菊池亜希子ムックマッシュ』ではシリーズ10作累計43万部の大ヒットを記録。他著書には『みちくさ』『好きよ、喫茶店』シリーズなどがある。4/6(土)よりパーソナリティを務める新番組TBSラジオ「Be Style」がスタート。


『アンジュルムック』(集英社) 好評発売中
国内外から注目を集めるアイドルグループ・アンジュルムにとって初となるアーティストブック。企画から衣装リース&コーディネート、撮影、フォトセレクトまで、蒼井優&菊池亜希子 両編集長がすべて本気で関わって作り上げた「アンジュルムへの愛と情熱」が詰まった1冊。
CREDIT

取材・文/小野田衛


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