――さて、齊藤さんは今年1月にグループを卒業。役者として新たなスタートを切ったばかりですが、今の心境は？齊藤 毎日が目まぐるしくて、アイドルの時よりも忙しくなったような感覚があります。寂しくて（＝LOVEの）メンバーに会いたくなる時もあるんですけど、「1人で頑張っていかなきゃ」と思っています。
――忙しさの内容も、アイドル時代と今だとまた異なるのでは？齊藤 はい、全然違いますね。グループでのお仕事だと合間に待ち時間が発生することも多いんですけど、1人だと待ち時間がなくて慌ただしいですし、気を張っていなきゃいけない時間が多くなった気がします。あと、今までダンスと歌を主にやっていたのが今はお仕事が演技や撮影に変わったので、気の張り方も全然違っていて。まだこの状況に慣れていないので、早く慣れたいなと思っています。
――演技の道に進みたいと思ったきっかけがゆあだったと先ほどおっしゃいましたが、齊藤さんが感じる演技の面白さや楽しさというと？齊藤 自分じゃない誰かになれるところ、体験したことのないことを体験できるところに面白さを感じています。例えばゆあの「うっせえんだよ、死ね」なんてセリフ、普段人に言うことなんてないじゃないですか（笑）。あと他の作品では、私自身はあまり学校生活を送れなかったんですけど、演技の中で制服を着て学校生活を送ったり球技大会をしたりして。自分が知らなかった世界を見られるというのが演技の素敵なところだなと思っています。
――では最後に、齊藤さんが今後演じてみたい役柄や、挑戦してみたいお仕事などを教えてください。齊藤 私、よく「学園ドラマのヒロインのライバルみたいな顔」って言われるんですよ（笑）。もちろんライバル役も演じたいですけど、ヒロインをやってみたいです！ そして戦隊モノや朝ドラに出てみたいという思いもあります。演技のお仕事を頑張りたいと思っているので、夢は大きく！ また、CMやモデルなどいろんな分野のお仕事にも挑戦してみたくて。「プリクラ顔」ともよく言われるので（笑）、プリ機の外（のモデル）にもなりたいです！
【前編はこちら】『明日カノ』でゆあてゃを再演・齊藤なぎさ「高校時代のゆあは自分と似ている」▽ドラマイズム「明日、私は誰かのカノジョ Season2」
放送日：MBS:毎週火曜深夜0：59～/TBS:毎週火曜深夜1:28～
