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UPDATE|2023/07/20

一段と衝撃が走る? 涙なしには見られない『鬼滅の刃』敵味方を超越した女性キャラの死に際

(左から)『鬼滅の刃』6巻、14巻、21巻(集英社)


 また鳴女(なきめ)は鬼殺隊と戦い、琵琶を鳴らして空間を操作するという持ち前の技で彼らを苦しめる。しかし、隙をついて後ろから近づいた愈史郎(ゆしろう)によって脳を乗っ取られてしまう。鳴女が乗っ取られ空間の操作がままならず、思うような戦いができなくなった無惨は、遠隔操作により味方のはずの鳴女の頭部を破壊するのだった。不利になると仲間ですら殺めてしまう無惨の恐ろしさが伝わる場面である。

 いよいよ佳境の最終巻。23巻200話「勝利の代償」では、無惨との壮絶な戦いの代償として命を落とすキャラクターの姿が描かれている。なかでも女性キャラの甘露寺蜜璃の死は切ない。無惨の腕を引きちぎるなど善戦するも無惨から受けた傷は深く、炭治郎と仲間が力を合わせて無惨が倒された後、息を引き取る。その際、伊黒に想いを告げ両想いなのを確認したうえで、その胸のなかで息絶えていくシーンがあまりにも切ない。ひとりの男性を愛する純粋な女性にも訪れる残酷な死に涙したファンも多いだろう。

 今回は人気マンガ『鬼滅の刃』の女性キャラクターの死亡シーンについてまとめた。敵・味方関係なく訪れる死が、このストーリーに重厚感を持たせているように思う。原作の連載は終了したが、アニメの放送は今後も続く予定。アニメで見るとまた違った感動を得られるのではないだろうか。

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