FOLLOW US

UPDATE|2023/09/02

僕が見たかった青空 高知県出身・西森杏弥「テンションが上がると自然に土佐弁が出ちゃいます」

撮影/たむらとも


――ご家族はデビューしたことを何か言っていますか?

西森 褒めて育てられていないので、関係としてはサバサバしています。私からは連絡しないし、家族も「連絡がないということは、元気にやりゆう証拠やき」と思っています。でも、チェックはしてくれていて、父は急にSNSをインストールしたようです(笑)。私からは「○○に出るよ」といちいち言わないけど、家族LINEには「見たよ」っていう報告があります。既読無視しますけど(笑)。

――かわいそうですよ!

西森 恥ずかしいからお礼とか言えないんです……。これを言ったら、自分のキャラじゃないよなって考えちゃって。

――家族に心を開かないんですね。メンバーに相談ってしたことありますか?

西森 ないです。同級生もメンバーもそうだけど、あまり相談とかはしないです。この人と一緒じゃないとダメって決めないというか。本当に思っていることはあるんです。でも、それが見透かされないようにしています。本音は誰にも言わないですね。もし考えが似ている子を見つけたら、止まることなくしゃべっちゃうと思います。

――この世界でやりたいことは見えてきましたか?

西森 まだです。例えば、雑誌の撮影は楽しいけど、「自分は期待に応えられているだろうか」って考えてしまって。これは私の天職だなとは思いつつも、不安が勝ってしまっています。もっと貪欲じゃないとダメだなと思うようにはなりました。もっと目立ちたいと思っているメンバーが何人もいるなって感じているので、それに比べると私はまだまだ不安が大きいです。前に出ていける自信を身につけたいですね。

あわせて読む】僕が見たかった青空・センター八木仁愛、オーディションでは泣きながらムーンウォーク
AUTHOR

犬飼 華


RECOMMENDED おすすめの記事