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UPDATE|2023/10/24

ミスマガジン2019受賞者・夏目綾が考えるグラビアでの強み「クラスにいた女の子みたいな親近感」

夏目綾 撮影/関根いおん



──ゲームがきっかけだったんですね(笑)。

夏目 そうなんです(笑)。それでオーディションを受け、3つ目のグループのメンバーになりました。これまではライブがメイン活動のグループだったんですけど、このグループはCDをコンスタントに出したりイベントを開催したりと方向性が全然違ったので、新しい経験をすることができました。

──3つ目のグループを今年1月に卒業し事務所も退所。8月からはアイドルグループ「ideal peco」(アイディールペコ)に加入します。これはどういう経緯があったのでしょうか?

夏目 「もうアイドルはやりきった」と思って卒業したんですけど、しばらくして知人を通じてideal pecoの存在を知りました。ideal pecoはアイドル経験のある子が多く集まっていて、アイドルをやる上で理想的な環境を目指しているというお話を聞きました。プロデューサーの石橋哲也さんは以前からイベント等で面識があり、アイドルに愛がある人なのは知っていましたし、次第に前向きな気持ちが膨らんでいきました。

──決定打は何だったんですか?

夏目 もう1人のideal pecoプロデューサーの高森ありささんにお会いしたんです。今までのアイドル活動で運営に女性がいるのは初めてでしたし、「綾ちゃんはもっと欲張っていいんだよ。これで満足なんて思わなくていい」と言われて。ずっと私は謙虚なのが美徳だと思って生きてきたし、そんなふうに言われたこと自体が初めてだったので、そういう考え方もあるんだって道が拓けたというか、やってみようと決めました。

──これからideal pecoをどういうグループにしていきたいですか?

夏目 過去にアイドル経験があるメンバーが多く集まったということは、今まで理想通りにいかないと感じていた子たちなんですよね。これまで諦めてきたことを、全部叶えられるかは分からないけど、自分を無理やり納得させるような場にはしたくないなと思っていて。挑戦もできずに終わっちゃったことや、周りの人に馬鹿にされてきたようなことも堂々と追いかけられるグループになりたいですね。

──最後に個人としての目標を教えてください。

夏目 私は『ドラえもん』が大好きなので、劇場版のゲスト声優になって映画の中でドラえもんと会話をするのが夢です。あと『科捜研の女』が大好きなので、いつか死体役として出演したいです(笑)!

(取材・文/猪口貴裕)
CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/関根いおん


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