──共に本作で主演を務める石井杏奈さんの印象はいかがですか。
秋田 私の勝手なイメージで大人しい方なのかなと思っていましたが、みんなで盛り上がる時は盛り上がるし、よく笑う方なんだなと感じました。お姉ちゃんのような雰囲気というか、自分の意見をきちんと持った、芯のある大人の女性という印象もあります。プライベートについてもっと掘り下げてみたいなとも思っています(笑)。
──秋田さんは2021年の舞台『目頭を押さえた』で初めて舞台に挑戦して以降、様々な経験を重ねてきたかと思いますが、舞台での演技に関してはどのような思いがありますか。
秋田 舞台に立つこと自体に緊張することはなくなってきました。ただ、作品によって作り方も違うので、いつも稽古が始まるまでは「どんな稽古でどんな舞台になるんだろう」という不安はあります。
──出演者の立場では、映像作品と舞台作品ではどのような違いがあると思いますか。
秋田 舞台は稽古があるので、同じシーンに対して色々なことを試す期間があるんです。役を作り上げる期間が長い分、自分でより納得行く形を探っていけるところがいいなと思います。
映像では話の順番通りに撮らないこともありますが、舞台は順を追って演じることで、気持ちの面で繋がりやすいというところもあって、ありがたいです。