──マインドも変化したと。
まるぴ まるぴに何がしかの魅力を感じ取っていただけたからこそ、撮影のお話をいただけんだろうし、それが本当にうれしくて。マイナスから、超プラスのマインドになりました。
──もともとあったネガティブさは、今はどうですか?
まるぴ なかなか性格は変えられないですけど、まるぴでいるときはネガティブじゃなくなったと思います。演じているとかそういうことではなく、自分の中に“まるぴマインド”のスイッチがある気がしていて。だから四六時中、まるぴでいたいですね(笑)。皆さんがまるぴのことを思ってくれている限りは、私もハッピーマインドでいられるので、私をハッピーにするためにも、たくさん応援してくれたらうれしいです!
──今は自分の体型について、どう捉えていますか。
まるぴ 私は骨格上、痩せたとしても、華奢な体型にはならないんです。まだ持病がなかったとき、がっつり筋トレをしたら、女の子とは思えないほど腹筋が割れましたし、そもそも筋トレをしなくても筋肉質なんですよね。それがコンプレックスだったので、そういう身体をグラビアで見せるのに抵抗がありました。
ただ、そんな自分でも表紙を飾らせていただくことが増えて、撮影中に「素敵だね」と言っていただくことで、自分のコンプレックスも好きになりつつあります。だからこそ、ありのままの自分の良さを、もっと磨いていきたいです。もちろん細くて可愛くてみたいな体型に憧れはありますけど、自分らしいかわいさや綺麗さを出していければなと。
──グラビアのまるぴと、素の自分は違うみたいな感覚はありますか?
まるぴ まるぴのグラビアを見ても、あまり自分自身を見ているように思えないというか。だから完成したファースト写真集を初めて手にしたときも、実感が湧かなかったんですよね。自分が見ている自分よりも、圧倒的にかわいく綺麗に撮っていただいていますから。
これはグラビアに限らず、バラエティ、ドラマ、映画などの映像もそうで。周りの方々が、魅力的に撮ってくださって、まるぴというものを一緒に作り上げてくれているんだなという感覚です。だから自分のグラビアを見て、他人事みたいに「素敵な写真だな」と思います。
──11月5日で24歳になりましたが、今後の抱負をお聞かせください。
まるぴ 23歳は、グラビア、演技、バラエティ、さらには大好きなバスケ関連と、いろんなジャンルのお仕事をさせていただきました。でも、まだスタートに過ぎないので、「まるぴと言えばバスケだね」「まるぴと言えばバラエティだね」みたいな感じで、それぞれのジャンルでまるぴのイメージが付くぐらいの活躍ができるようなタレントさんになりたいです。
(取材・文/猪口貴裕)