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UPDATE|2023/12/28

『紅白歌合戦』落選からの返り咲き…女性アイドル界のジンクスを覆した“櫻坂46”の凄さ

『承認欲求』TYPE-A(ソニー・ミュージックレーベルズ)



そもそも櫻坂46がどういうグループなのかというと、当初は欅坂46という名前で“坂道シリーズ”の第2弾としてデビューしたグループだった。そして平手友梨奈や長濱ねるといった、圧倒的な個性を持つアイドルを輩出。第1弾の乃木坂46が正統派だったとするならば、欅坂46は別路線の個性派アイドルグループとして人気を集めていた印象だ。

紅白も2016年から4年連続出場。だが、20201月、平手友梨奈がグループを脱退することを発表。グループは10月のライブをもって欅坂46としての活動を休止。櫻坂46”に名を改め活動を開始し、今日に至る。

だが、改名してからの活動は順風満帆なだけでなかった。前身グループ欅坂46があまりにも世間に強い印象を残したため、改名当初は比較論も目についた。また、コロナ禍の影響で長らく有観客ライブが開催できなかったこともあり、アイドル界全体が落ち着いてしまった。

しかしそんな苦しい状況下にあっても、櫻坂46は確かに返り咲いた。それも女性アイドルグループのジンクスを覆すという最高の形で……

今年10月には7thシングル『承認欲求』をリリースし、グループ史上最高となる初週売上45.0万枚(オリコン調べ)を記録。まだ今年の『紅白』のセットリストは発表されていないが、恐らく『承認欲求』のヒットが出場の決め手となったのだろう。

『紅白』の舞台ではいったいどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、放送当日が楽しみでならない。

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