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UPDATE|2023/12/05

名曲ぞろいの『ブギウギ』、趣里は紅白で何を歌う?草彅剛やOSKとのコラボに期待が膨らむ

趣里が主演を務める朝ドラ『ブギウギ』のメインビジュアル(Xより)

現在放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)。歌手・笠置シヅ子をモデルに、趣里演じる福来スズ子の人生が描かれている。物語は1940年代まで進み、これまで『ラッパと娘』『センチメンタル・ダイナ』などの名曲が登場。趣里の歌唱シーンは毎回話題となり、視聴者を楽しませている。

【関連写真】羽鳥善一(草彅剛)のレッスンを受けるスズ子、ほか『ブギウギ』場面カット【5点】

そして視聴者が今から”ズキズキワクワク”しているのが、12月31日(日)放送の「NHK紅白歌合戦」でのパフォーマンスだろう。紅白では、毎年朝ドラコーナーが設けられており、主題歌の歌唱や名場面の振り返りが行われる。紅白で趣里がどの楽曲を披露し、どのようなパフォーマンスが繰り広げられるのか、笠置シヅ子の名曲を振り返りながら予想してみよう。

まず、確定と言っていいのが主題歌である『ハッピー☆ブギ』だろう。趣里、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、シンガーソングライターのさかいゆうが奏でる力強い歌声に、朝から活力をもらっている人も多いはずだ。作詞作曲を手掛けているのは、草彅剛演じる羽鳥善一のモデルとなった音楽家、服部良一の孫・服部隆之(服部隆之の「隆」は旧字が正式)。”羽鳥良一イズム”を引き継いだキャッチ―な歌詞とメロディで、今年一年を艶やかに締めくくりたい。

1950年に発売された、笠置シヅ子の『買い物ブギ―』も候補曲としてピックアップしておこう。「わてほんまによう言わんわ」というワードが繰り返されるこの曲は、大阪弁と軽快なリズムが特徴だ。まだ劇中では登場していないが、こてこての大阪弁にすっかり親しみを感じている視聴者も多いはず。司会の有吉弘行や橋本環奈、浜辺美波も巻き込んで舞台を走り回る趣里の姿が想像できるほど、紅白という華やかな舞台にピッタリな一曲だ。

大穴として候補に挙げておきたいのは、USK時代、東京行きが決まったスズ子と秋山美月(伊原六花)の最終公演で披露された『桜咲く国』。この曲は今も、モデルとなったOSK日本歌劇団で歌い継がれており、観客も桜パラソルと呼ばれるピンク色のミニパラソルを振って舞台を盛り上げる。もし『桜咲く国』が紅白で披露されれば、会場がピンクに染まり、客席や審査員席でもパラソルが回り…と何とも美しい舞台になるに違いない。その際には、ぜひ橘アオイを演じた翼和希を始め、現役のOSKメンバーも一緒にパフォーマンスしてほしいものだ。

AUTHOR

音月 りお


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