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UPDATE|2023/12/14

『いちばんすきな花』田中麗奈演じる美鳥が抱いた複雑な気持ち、5人組になれず“4人”と“1人”だった

ドラマ『いちばんすきな花』ポスタービジュアル(公式Xより)

フジテレビ系「木曜劇場」で放送されているテレビドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)。12月7日(木)に放送された第9話では、潮ゆくえ(多部未華子)、深雪夜々(今田美桜)春木椿(松下洸平)、佐藤紅葉(神尾楓珠)の4人と志木美鳥(田中麗奈)が5人で集まったが、5人組にはなれなかった。(以下、これまで放送されたドラマのネタバレを含みます)

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学生時代、塾に通っていたゆくえ。塾の先生だった美鳥はいつも明るくて優しかったが、塾の皆からは嫌われていた。ゆくえが「何で先生になろうと思ったの?」と聞くと、「高校生の時、親戚の子にみどちゃん教え方が上手だねって言われて。生まれて初めて、誰かに必要とされてるって思えたの。それに、教えたことが誰かに伝わっていくって面白いなって」と答える美鳥。美鳥は親戚である夜々に褒められたため、塾講師になったのであった。

ある日、ゆくえは同じクラスの子に赤田鼓太郎(仲野太賀)が彼氏なのかと聞かれ、違和感を感じていた。ゆくえが相談すると、「男女が2人でいたら恋愛しかありえないと思う人もいる。それはそれ。でもだからって、2人の関係を恋愛だと決めつけるのは暴力」と美鳥は答える。そして夜のファミレスに行き、勉強をする2人。美鳥がオレンジのガーベラを指して「いちばんすきな花」と言うと、ゆくえは「なんで?」と聞く。すると美鳥は「好きに理由とかないでしょ?なくてもいいんだよ。無理やり理由付けて好きとか嫌いとか決めなくていいんだよ」と答える。そう教えた次の日、美鳥は突然バイトを辞めた。ゆくえは「いつか本当の美鳥ちゃんで居られる場所で、誰かに必要とされていてほしい」と願っていた。

夜道を歩きながら、昔の話をする紅葉と美鳥。紅葉の記憶の中では、美鳥はいつも不機嫌そうで、皆から嫌われていた学校の先生だった。紅葉は学生時代、嫌いな自分を否定してくれて、自分の気持ちを肯定してくれる美鳥と過ごす時間が心地良いと感じていた。美鳥はいつも不機嫌に見えたが、本当は感情を殺していただけかもしれないと思う紅葉。紅葉は「いつか先生に帰りたい場所ができるように」と願っていた。


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