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UPDATE|2023/12/24

『ちいかわ』シーサーがハマリ役すぎ、『THE FIRST SLAM DUNK』でも活躍した“沖縄声優”島袋美由利

声優・島袋美由利演じるシーサー(『めざましテレビ』公式YouTubeより)

『めざましテレビ』内で毎週火曜と金曜に放送されているアニメ『ちいかわ』(フジテレビ系)にて、声優・島袋美由利の演技が大きな注目を集めている。人気キャラクター・シーサー役としての演技が「ハマリ役すぎる」と評判を呼んでおり、“沖縄声優”としてさらなる活躍を期待できそうだ。

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シーサーは、12月5日に放送された第123話「スーパーアルバイター(1)」で初登場を果たしたキャラクター。同エピソードでは、ラーメン屋「郎」のことが大好きなシーサーが、店員として働かせてもらうために店主の「鎧さん」にけなげに直訴するという展開が描かれた。

シーサーといえば『ちいかわ』に登場するキャラクターのなかでも随一の努力家で、「郎」で働くために“難関”といわれる「スーパーアルバイター」の資格を取得したほど。また、人懐っこいところもあり、ラーメン屋の「鎧さん」を“お師匠”として慕っている。アニメではふわふわとした声質と、意志の強さを感じさせる演技によって、そんなシーサーの魅力がいかんなく表現されている印象だ。

とくに第123話で開口一番に発した「ここで働かせてくださぁ~い!」というセリフは、妙にクセになる響きがあり、大きな評判を呼んだ。SNS上の『ちいかわ』ファンからも、「声としゃべり方に癒される」「声優さんの力がすごい」と、すっかりハマリ役と認定されている。

話題のシーサー役を演じているのは、大沢事務所の若手声優・島袋美由利。2017年に放送された『キラキラ☆プリキュアアラモード』(テレビ朝日系)でキャリアをスタートさせ、その後さまざまな作品でメインキャラクターを射止めてきた。

ちなみに島袋の出身地は沖縄だが、シーサーといえば沖縄の守り神。『ちいかわ』でシーサー役に抜擢され、ハマリ役と絶賛されているのも、こうしたバックボーンが関係しているのかもしれない。

島袋といえば、2022年公開の劇場アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』で、沖縄育ちである宮城リョータの少年期を演じていたことも記憶に新しい。快活なスポーツ少年というシーサーとは真逆の役どころだが、こちらも高い演技力を発揮しており、まさに“沖縄声優”の面目躍如だった。

ほかにも『音楽少女』で演じた具志堅シュープが沖縄出身だったり、沖縄が舞台の『はるかなレシーブ』に出演したりと、なにかと故郷に縁がある作品と役どころに恵まれている。


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