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UPDATE|2024/02/09

中田花奈、「プロ雀士になりたての頃はしんどかった」重圧を乗り越え“頑張る理由”

中田花奈 撮影/山田健史


「実際に出来上がったものを聴いて、『本当にCDを出しちゃうんだ』と実感して、うれしかったです」と喜びをかみ締め、「乃木坂46にいた頃にも、ソロ曲を出したことはなかったので、『ポンポポポン』には思い入れがあります。私のファンの方もそうですが、そうでない方も反応してくれていて『ありがたいことだな』と思っています」と口にした。

楽曲の注目ポイントを聞くと、「『ポン』『チー』って合いの手があるので、麻雀用語を覚えやすいんじゃないかなと思います」とアピール。TVアニメ「ぽんのみち」についても「アニメもすごく平和でほっこりします。可愛い女の子たちが麻雀卓を囲んで遊んでいる様子が、煙がモクモクした雀荘や麻雀のイメージを変えてくれるんじゃないかなと思います」と若年層にも麻雀が広まることを願う。

麻雀カフェ「chun.」の経営者でもある中田。客層は彼女のファンに限らず、幅広い。

「内装の雰囲気もあってか女の子も多く、雀荘デビューだという方もよく来てくれます。カフェのスペースには昔からの私のファンだった人たちが来て、そこから麻雀を覚えてくれたりするようなこともあります。一般に麻雀好きなお客様も、普通に“赤坂の雀荘”として使ってくれているんです。他の雀荘とはまた違った空気感を持てたのは良かったなと思います」とうれしそうだ。

乃木坂46を卒業してすぐの頃は「雀荘のママとして、『お店の話をするのに、ちょっとメディアなどに出れたらいいな』というくらいにしか思っていなかった」という彼女。しかしMリーガーとして活動するようになり、心境に変化があった。

「私をMリーガーに選んでいただいたのは『BEAST Japanextのことや麻雀のことを少しでも普及してほしいと期待していただいたこと』が理由の1つでもあると思っています。だから麻雀番組だけでなく、色んなメディアに出演していくことが大切だと思うようになりました」。

“プロ雀士”の肩書に「まだこんなに下手なのに」と気後れしていたという彼女は、「放送対局に出られるのなんて、本当にプロをずっと続けて、超強くなったような方たちだけなのに、私のレベルで出させてもらっている。しかも相手は全員Mリーガー、という対局もすごく多くて。プロになりたての頃は本当にしんどかった」と吐露。
AUTHOR

山田 健史


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