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UPDATE|2024/01/26

2024年本格ブレイク必至! いま知っておきたい注目俳優8人、八木勇征、木戸大聖、兵頭功海、伊藤あさひ

伊藤あさひ1st写真集「ASAHI」 (TOKYO NEWS MOOK)


6人目は、伊藤あさひ。ドラマ『下剋上球児』(TBS)で伊藤を知った視聴者も多いのではないか。

2023年はほかに、ドラマ『さらば、佳き日』(テレビ東京)や『女子高生、僧になる。』(MBS)に出演。『下剋上球児』で演じた椿谷は、中学時代は将棋部だったという異色の経歴ながら、3年生でキャプテンを務め、甲子園出場を決めた重要なキャラクターだった。球児役のキャストは多数いたが、その中でも印象深い演技をしていた。2024年の活躍も期待できる。1月クールでドラマ『正直不動産2』(NHK)に出演するほか、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』にも挑戦する。

さらに、「MEN’S NON-NO」モデルとして活動しながら、映像作品への出演機会も増やしている水沢林太郎にも注目したい。

昨年10月クール『マイ・セカンド・アオハル』(TBS)で演じた、メイクやおしゃれを楽しむ建築学科の大学生・龍之介役が印象的だが、2023年は『しょうもない僕らの恋愛論』(日本テレビ)や『スタンドUPスタート』(フジテレビ)、『だが、情熱はある』(日本テレビ)に出演。さらに『風間公親-教場0-』(フジテレビ)にもゲスト出演し、犯人役の演技も忘れがたい。水沢もモデルならではのルックスの持ち主だが、着実に演技の技術も習得している。

最後は現在17歳ながら、出演作品も豊富で芸歴もベテラン並みの大西利空。

2023年を振り返ると『真夏のシンデレラ』(フジテレビ)で主人公・夏海(森七菜)の弟を演じたほか、広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』にも二番手で出演。2006年生まれながら、2012年にはドラマデビューを果たしているほどキャリアのある俳優だ。子役時代が長いため、キャラクターの幼少期を演じることも多かったが、大西本人が作品の中心に立って活躍する日も近いだろう。まずは1月スタートの『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(TBS)に期待したい。

ゴールデン・プライム帯のドラマや劇場映画だけでなく、配信作品も豊富な現代。視聴者に名前を知られる俳優になるのは、以前にも増してハードルが高いだろう。とはいえ、活動の場所は広がっているという見方もできる。それぞれの俳優が、独自の個性を活かして活躍することを期待している。

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AUTHOR

鳥羽 竜世


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