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UPDATE|2024/01/27

GACKTはなぜ『格付けチェック』で無敗なのか? カリスマ性を支える“ストイックなこだわり”の正体

『芸能人格付けチェック!』で相棒となったGACKTとDAIGO(「GACKT」公式Xより)



また、GACKTといえば長年マレーシアの豪邸に住んでいるが、その背景にも食へのこだわりがあった。2017年放送の『人生で大事なことは◯◯から学んだ』(テレビ朝日系)では、「世界中を見て、料理のバランス、味、一番おいしい国はどこだって言われたら僕はマレーシアって答えるね」と現地の食文化について熱弁。

さらに自分が納得していないものを口にしないスタンスであることを指摘されると、「自分の人生であと何回食事できるのかなと考えると、中途半端に物を入れるのがいやで、しっかり選びたいんですよね」という考え方を語っていた。

『芸能人格付けチェック!』への向き合い方を見ても、GACKTは興味があることに関しては研究を徹底し、こだわり抜くタイプだと言える。それはプライベートでの食生活にも反映されており、たとえば20年以上にわたって1日1食の制限を続けているという。これ自体はタモリや福山雅治といった芸能人たちも公言しているルーティンだが、さらに驚きなのは、“米断ち”という制約を追加で課していることだ。

米断ちはソロデビューした1999年の頃から続いている習慣で、昨年11月に出演した『人生最高レストラン』(TBS系)では、「(サポート)メンバーの生活を全部自分が背負わなければいけなかった」としつつ、自分を追い込むために「とにかく大切な物を置いていこうと決めた」「3食食べていたのを1日1食にしようと決めて、米は死ぬまでやめようと決めた」と理由を語っていた。

すでに社会的に成功を収めており、もはや願掛けの必要はないように見えるものの、いまだ「自分が思う成功に辿り着いていない」という理由から続けているらしく、驚異的なまでにストイックな性格の一端が窺える。

クセの強い言動で自信家と見られることが多いGACKTだが、その態度を支えているのは、他人には真似できないような努力の積み重ねなのだろう。1月6日に更新したXでは、「格付けは嫌いだ」と告白しつつ、「この番組のおかげで随分本気でアホほど勉強した。自分が成長するきっかけをもらったことには間違いない」とその精神性を証明するような言葉を綴っていた。

“一流芸能人”としての記録をどこまで伸ばしてくれるのか、今後も目を離せない。

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