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UPDATE|2024/03/18

AKB48“最年長レジェンド”柏木由紀、卒業コンサートで涙「私にとってAKB48は人生そのもの」

『AKB48春コンサート2024 inぴあアリーナMM柏木由紀卒業コンサート 〜17年間、歩いて来たこの道〜supported by イモトのWiFi』(C)AKB48


この日で3代目AKB48グループ総監督の任期を終える向井地美音、「柏木に憧れてAKB48に入った」という村山彩希とは『思い出のほとんど』を熱唱。スクリーンには柏木から向井地・村山へのメッセージが映し出され、10年以上AKB48を共に支えてきた2人との思い出に目を潤ませながら歌い上げた。

中盤には、柏木が「今のAKB48の魅力が伝わるように、現役メンバー全員をそれぞれの個性に合った楽曲に振り分けた」という5曲をパフォーマンス。NMB48の『イビサガール』やNGT48の『Maxとき315号』など、兼任してきた姉妹グループの楽曲も織り混ぜ、会場の熱を一段と高めていった。

ここで、前田敦子・元NMB48の山本彩・共にNGT48で活動していた北原里英から寄せられた「卒業お祝いコメント」映像がスクリーンに流れ、前田は「どんどん若い子が入ってくる中、一人で後ろで支えてるゆきりんは、ファンのみなさんにとっても、メンバーのみん
なにとっても大事な存在だったと思います。とりあえず、“がんばったで賞”あげます」と労った。

また、柏木が“一番憧れの人”と語る元モーニング娘。の石川梨華からもメッセージが。「17年…素晴らしいと思います。これからも“アイドル ゆきりん”を期待して良いですかね? 私もゆきりんをこれからも応援したいと思います!」とアイドルの大先輩からも熱いエールが贈られた。

サプライズは続き、OGメンバーの倉持明日香・高城亜樹がステージに登場。2010年に結成した派生ユニット「フレンチ・キス」が2015年のラストライブ以来約8年ぶりに復活した。柏木の「ここで再結成するしかない!」という強い意志で実現したステージでは「フレンチ・キス」の代表曲『If』と『カッコ悪い I love you!』を披露し、ファンを歓喜させた。

終盤にもOGメンバーが登場するサプライズ満載の演出が。初代AKB48グループ総監督・高橋みなみ「AKB〜︕」の掛け声に続いて全員で「48︕」と叫び、『RIVER』を力強くパフォーマンス。

2代目総監督の横山由依とはコンサートの定番曲『少女たちよ』で会場を一つに。さらにユニット「チームPB」でセンターを務めた『遠距離ポスター』はオリジナルメンバーの倉持・宮澤に現役メンバーを加えた7名で披露。

「チームYJ」の楽曲『Choose me !』はオリジナルメンバーの峯岸みなみ・指原莉乃とパフォーマンスするなど、豪華なOGメンバーの登場とエモさ溢れる選曲でファンの盛り上がりも最高潮に達した。

サプライズゲストの高橋・横山・峯岸・指原がステージに集うと柏木は「豪華すぎる! みなさん、AKB48ですね(笑)。もう大満足です!」とご満悦。MCの場面では、先日、懐妊を発表した峯岸に会場から「おめでとう」のコールが。それぞれが柏木との思い出話に花を咲かせ、終始和気藹々としたトークで会場を盛り
上げた。

本編もいよいよラストスパート。選抜メンバー16名で『ジワるDAYS』を披露すると、2011年の「AKB48選抜総選挙」で3位に輝いた楽曲『フライングゲット』など思い入れの強い楽曲をたたみかけた。

ここで、現役メンバーと同じ衣装をまとった小嶋陽菜もサプライズで登場。小嶋とのWセンターとして、初めてセンターを務めた楽曲『Green Flash』を歌い上げ、切なくも優しい歌声を緑色のサイリウムで染まる会場に響かせた。

柏木が「この曲が⼀番思い入れがある曲なんです!」と打ち明けると、小嶋からは「ライブで全然歌ってないの知ってるよ」と鋭いツッコミが。「でも、最後だったので小嶋さんとWセンターで歌えて本当に幸せです」と想いを伝えると小嶋は笑顔で「本当におつかれさま」と温かい言葉をかけた。

本編ラストは初の単独センターを務める卒業シングル『カラコンウインク』をフルサイズで披露。柏木の代名詞である「ウインク」を散りばめたキュートな振付と目まぐるしく展開する圧巻のフォーメーションダンスで魅せ、ファンも柏木へのサプライズで「単独センターおめでとう」の紙を掲げながら「ゆきりん︕」の大コールを送った。

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