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UPDATE|2024/03/18

AKB48“最年長レジェンド”柏木由紀、卒業コンサートで涙「私にとってAKB48は人生そのもの」

『AKB48春コンサート2024 inぴあアリーナMM柏木由紀卒業コンサート 〜17年間、歩いて来たこの道〜supported by イモトのWiFi』(C)AKB48


アンコールでは、柏木が歩んだ17年間を振り返る軌跡映像が流れ、花が散りばめられた淡いピンク色の卒業ドレスに身を包んだ本人がステージに登場。卒業スピーチでは凛とした表情で「私は中学3年生の時AKB48のオーディションに合格してアイドルになるという夢を叶えた日から今日までの17年間、本当に毎日が夢のようで幸せな日々でした。今こうしてたくさんのファンのみなさんの前で卒業コンサートをすることができて、夢じゃなかったんだなぁって実感しています」と万感の想いを語った。

また、ファンに向けて「なかなか思うように恩返しができなかった17年だったかなって思ったりもするけど、最後のシングルの単独センターという形で、胸を張って“ゆきりん推し”だって言えるような恩返しができたかなって思います。卒業してもみなさんの前ではアイドルでいさせてください」と優しく語りかけ、AKB48を応援してくれる全ての人に向けて「こんなにたくさんのアイドルがいる中でAKB48を選んでくれて本当にありがとうございます。私は17年間本当にいろいろなAKB48を見てきて、その中で活動してきましたが、どの時代もその時のAKB48が一番だと思ってやってきたし、私は今のAKB48が最強で最高だと心の底から思っています。それでもグループに歴史がある分、心無いことを言う人がいるかもしれません。そんな時はファンのみなさんがメンバーの味方でいてくれたら嬉しいなと思います」とメッセージ。

現役メンバーには「みんなのまっすぐなところ、一生懸命なところ、AKB48のことを心の底から愛しているところ、全てが愛おしくて大好きです。みんなと創ってきた今のAKB48が本当に本当に大好きです。AKB48の過去にとらわれず、みんなが心の底から楽しいと思えるAKB48を、みんなの力で創っていってくれたら私は嬉しいなと思います」と愛情溢れるエールを贈った。

そして「私にとってAKB48は人生そのものです。17年間、本当にありがとうございました!」と深々と⼀礼し、17年間の感謝が詰まった卒業曲『最後の最後まで』を熱唱。スピーチでは涙を見せなかった柏木だったが、2番に入ると思わず感極まり歌えなくなる場面も。溢れる感謝の気持ちを精⼀杯歌声にのせて届けた。

会場が大きな感動に包まれる中、柏木が「チームB集合〜!」と叫び、初代チームBメンバーの浦野一美・片山陽加・菊地あやか・田名部生来・仲川遥香・仲谷明香・平嶋夏海がステージに登場。

チームBの始まりの曲『初日』でお約束の円陣を行い、アイドルらしい弾ける笑顔でパフォーマンスした。さらに現役メンバーも加わり『約束よ』を、この日登場したOGメンバー全員も加わりAKB48のデビュー曲『桜の花びらたち』を歌唱し、コンサートは大フィナーレへ。

卒業コンサートの最後に選んだのは『遠距離ポスター』。本編でも披露した同曲を「最後は現役メンバーのみんなと⼀緒にこの曲をやって、アイドルらしく明るく終わりたい!」という想いから現役メンバー全員とパフォーマンス。「みんな、愛してるよ〜!」と心からの愛を叫び、ステージ上で誰よりも輝きを放つ “アイドル柏木由紀”の姿を刻みつけた最高のフィナーレとなった。

エンディングでは現役メンバー一人ひとりから花を手渡していくという柏木へのサプライズも。柏木は次期総監督の倉野尾に未来を託すように肩をたたき、最後に向井地と固い握手をかわした。そして「私は世界で⼀番幸せ者です、ありがとうございましたー!」と感謝を叫び、17年間を全力で駆け抜けてきた充実AKB48人生に美しいピリオドを打った。なお、柏木由紀の卒業公演は4月30日(火)にAKB48劇場にて行われる。

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