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UPDATE|2024/04/07

公務員からコスプレイヤーへ…すずら「最初のコスプレは勇気がなくて家族全員を連れていきました」

撮影/大野代樹

――コミケに初めて出展したのは2022年。2023年冬の「コミックマーケット」で壁サークル(※販売スペースが混雑するため、壁際に配置される規模の大きいサークルのこと)に選ばれています。

すずらさん 壁サークルに選んでもらえるのは嬉しいというよりもプレッシャーでした。なんていうか自分自身の心が付いていっていなくて「私が壁サーさんて……」みたいな感じで。自分が公務員時代から憧れて見ていたようなコスプレイヤーさんが横にいたりしてたので、私はここに居ていいんだろうかという。

――えなこさんがブースに来てくれたとSNSに投稿していました。思わず嬉し泣きしてしまったとか。

すずらさん 本当に泣いちゃいました(笑)。まだ北海道時代に初めてコミケに参加したとき、お客さんとしてのえなこさんのサークル並んだりしてお会いしたことはあるのですが、ブースに来てくれたときは何か関係性というかシチュエーションが変わったんですよ。そのことにびっくりしちゃって、泣いちゃいました。皆さんお忙しそうでほとんどお話はできなかったんですけど、同人誌をお渡しいただいて「またね」みたいな感じで。

――えなこさんがとにかく好きとSNSでも宣言していますが、その魅力とは?

すずらさん コスプレ始める前から本当に外見が好きで、えなこさんのコスプレだったり、グラビアを見たりするのが好きでした。実際に自分でコスプレを始めてからは、好きの方向性が変わったといいますか、一部だけですけどコスプレをお仕事にするようになって本当にえなこさんの凄さが身にしみて感じています。えなこさんのやってきたことって、本当にすごいことなんだなっていう尊敬が大きくなりました。

――最後に、今後の目標を教えてください。

すずらさん 夢は一応あるんですけどちょっと恥ずかしいんですが……やっぱり一番憧れているえなこさんみたいな存在になりたいです。おこがましいんですけど、えなこさんぐらい影響力のあるコスプレイヤーになりたいなって……。上京してからずっと悩んでることで、えなこさんみたいになるには、えなこさんと同じようなことをすべきなのか、それとも自分なりの道で影響力のあるところを目指すのかっていうのも今も悩んでるところで、それを模索しながら、今後も活動していくと思います。

(取材・撮影/大野代樹)

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AUTHOR

鳥羽 竜世


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