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UPDATE|2024/03/28

『ブギウギ』「先生の最高の人形でおりたかった」スズ子が涙ながらに本当の”引退理由”を語る

スズ子の家・居間にて。善一から自分に対する本心を聞く福来スズ子(趣里)。写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第125回が28日(木)に放送され、スズ子(趣里)と羽鳥善一(草彅剛)が対話。お互いの思いを正直に告白した。

【写真】本音で語り合う善一とスズ子、ほか『ブギウギ』第125回場面カット【5点】

善一は、ブギがスズ子のものになったことに「嫉妬していた」と話す。そして引退を決めたスズ子に「絶縁します」と言ってしまったことを謝り、「君ともっともっと歌を作りたかった」と本心を口にした。

スズ子は善一の本音に、少し驚いたような表情を見せた。そして「ワテは何度も先生に救ってもらいました」と、これまでの善一との思い出を振り返る。「ワテは、先生の作ってくれはった歌だけ歌いたかったんです」「先生とワテは人形遣いと人形みたいな関係やと思ってます」スズ子の言葉に、今度は善一が驚き焦ったような表情になる。

スズ子は「それが、よろしいんです」と強く言い切り「ワテはいつまでも、先生の最高の人形でおりたかったんです」と、善一も鮫島も視聴者も、誰も想像していなかったまさかの”引退理由”を告白した。善一は「君は僕にとって最高の歌手だよ」と思いを伝えた。

最後に善一は「もう一度だけこんなしょうもない僕と遊んでくれないか」とスズ子に提案。お客さんの前で歌って感謝を伝えよう、思いっきり楽しもうと手を差し出した。スズ子は「よろしゅう頼んます」と大きくうなずき、二人はがっちりと握手を交わしたのだった。

二人の対話を見届けた視聴者からは「スズ子と羽鳥先生が逃げずにきちんとお互いの気持ちを通わせることができて良かった」「朝から大泣きした…実質の最終回があの対話。最高。」「恋愛でも家族でもない、深い結びつきが2人にはある」といった声や、明日のラストステージに期待する声も集まっていた。

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