FOLLOW US

UPDATE|2020/09/06

『仮面ライダージオウ』大幡しえりが振り返る女優デビュー前「人前に出るのも苦手でした」

大幡しえり



──ツクヨミは聡明でクールなキャラクターでしたが、演じるのは難しかったですか?

大幡 私とは正反対のキャラクターなので難しかったですね。他のキャストの方からも「普段のしえりちゃんと全然違うよね」と言われてました(笑)。長台詞が多くて、喋り方の抑揚も普段の自分と違うので苦戦しました。

──アクションシーンはいかがでしたか?

大幡 アクションだけでも大変なのに、同時にセリフも言わなきゃいけないので、すごく苦労しました。自分の出番じゃないときも、ずっとアクションの練習をしていました。銃の撃ち方も、どうすればリアルに見せられるのか、アクション監督の方に丁寧に教えていただきました。

──後からCGを足されるので、撮影中はどういう映像になるのか想像もつかないですよね。

大幡 そうなんですよ! 「ドッジボールがこれくらいのスピードで来るから、それを撃って」と言われても、全くCGのイメージができないんです(笑)。

──『ジオウ』は2018年9月から2019年8月までの放映でしたが、1年もやるドラマの経験は貴重ですよね。

大幡 1年同じ役を演じていると、私自身もそうですが、ツクヨミも成長していくんですよ。最初は未来から来て、戦うことしか考えていなかった女の子が、現代の仲間と出会って、人間味を増していくんです。途中から笑顔が増えたり、感情を出すようになったり。その変化を表現するのは勉強になりました。

──今後どんな役に挑戦してみたいですか?

大幡 まずは『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)の橘冬美を全力で演じることに集中しなきゃと思っています。これまで自分の性格とは違う役を演じる事が多かったので、今後はテンションが高くて、はっちゃけた役をやってみたいです!


▽大幡しえり(おおはた・しえり)
1998年11月5日生まれ。埼玉県出身。2017年に映画『ひるなかの流星』で女優デビュー。2018年には『仮面ライダージオウ』のヒロインに抜擢された。その後も話題作に出演するなど注目を集めている。『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ)では警察学校の学生・橘冬美を演じる。
AUTHOR

猪口 貴裕


RECOMMENDED おすすめの記事