──大塚さんの“らしさ”を彩る、衣装がカラフルですごくいいですよね。
大塚 私っぽいものもあれば、役である花園たえチックな衣装も用意していただきました。スタイリストさんが本当に色々と考えてくださったんですよ。
──特にお気に入りの衣装はありますか?
大塚 あぁ~……難しい!! 一目惚れ!な衣装もあれば、ぶっちゃけ「……コレ着るの!?」という悪い印象からスタートした衣装もあって(笑)。
──悪い印象から始まる衣装!? それはなんですか?
大塚 それは……ミニスカート系全般とウェディングドレスです(笑)。普段からユッタリした身体が隠れる服ばかり着てきた身としては、裏表紙に使われているミニな上、身体のラインがハッキリ出るような服は避けてきたんですよ。こういう機会でなければ着ない服に袖を通せたことで、いつもと違う素がだせたと思います。そういう普段着ないという意味で、ウェディングドレスは緊張しかありませんでした。だって、今後一生着る機会がないかもしれない衣装じゃないですか。
──なに悲しいことを言っているんですか!!
大塚 アハハ!そりゃあ、いつか着る日が来ればいいですけど、この写真集が大塚にとって、最初で最後のウェディングドレス姿になるかもしれないじゃないですか。貴重な一生の思い出になりました。これまでの私は写真に撮られるのが苦手で、苦手で仕方なかったんです。それが、改めて写真を見ると苦手から入ったことが、かえって普段の私とは違う面も引きだしてくれていますよね。挑戦して良かったなぁ。
──結構きわどいショットも納められていますし……。
大塚 いやぁ、これも相当な挑戦でした(照笑)! 本当にどのショットも頑張ったんですよ!!