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UPDATE|2023/03/18

エルフ・荒川が語るハッピーなギャル人生「芸人として賞レースを取れてないのはコンプレックス」

エルフ 荒川 撮影/荻原大志

ド派手ビジュアルとテンションの高い関西弁。ギャル芸人として注目を集めるお笑いコンビ・エルフの荒川。3月1日には日めくり「エルフ・荒川の日めくり まいにち、GAL! なんか知らんけど生きる元気が湧いてくる31のギャル語録」(ヨシモトブックス)を発売した。バラエティー番組を始め活躍を目にすることも増えた荒川に、芸人として今思うことを聞いた。

【写真】ギャル道を突き進むエルフ荒川の撮り下ろしカット【8点】

2016年に相方・はるとコンビ「エルフ」を結成。昨年、活動拠点を大阪から東京に移したばかりの荒川。

「東京に出てくるときにハイヒールのリンゴさんに『何があっても、前だけ見て進みや』と言われたんです。しんどくても何でもギャーって過ごせるようにとにかく向き合おうって。今はそれだけですね」

活動を始めたころは、芸人としてのスタンスに悩みも持っていたという。

「お笑い最高!っていう気持ちで芸人を目指したんですけど、当時は昔ながらのお笑いを見て育ったので、“女の子”らしさを捨てないとダメやって思ってたんです。だけど、蛙亭のイワクラさんと出会って、お笑いには女の子だから…とか、見た目とか全然関係ない。面白ければいいんやってことを知って。

それで、自分がしたいギャルの格好をしだしたら周りから『面白い』と言われて。自分のやりたいことやって笑ってもらえるなんて最高やん!ギャルでええやん!って。そっちの方がウケやすくもなったし、今歯止めが利いていない状態です(笑)」

エルフとしては昨年、女芸人No.1決定戦『THE W』で初の決勝進出。コンビでの知名度も上がってきてはいるが、今はギャル芸人というキャラクターから荒川一人の露出も多い。

「コンビとピンでは求められ方が違うと思っています。それぞれ求められることを全力でやっていたら、両方でいけるはずやと。前に、(笑福亭)鶴瓶師匠に言われたんです。動画でバズらせていただいたことがあったので、それを伝えたら『どんな理由でも目立てばええよ』と言ってくれて。その言葉はすごくうれしかったし、まずはどんな形でも知ってもらうことが大事なのかなと。

でも、やっぱり賞レースを取れてないのはコンプレックスですね。芸人として認められたいです。去年M-1で準優勝したさや香さんも、大会後は人生が変わったと思うし、私も芸人のドリームをつかみたいですね!」


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