FOLLOW US

UPDATE|2023/04/01

88歳でイケメン、BL、韓ドラにドハマり…東海林のり子「歳を取るってつらいことじゃない」

東海林のり子 撮影/松山勇樹



「かわいいでしょ?」とスマホの裏にたくさん貼られた彼のシールを見せてくれた。私にとっては、そんな東海林さんがの方がかわいいです…。

また、昨年ハマったのがBL(ボーイズラブ)。きっかけは、凪良ゆうさんの小説『流浪の月』だったという。

「(番組をやっている)アンコーから借りた本で凪良ゆうさんを知って、BLも書いていることを知ったの。それで読み始めたら、文庫本だからコーヒー一杯飲むより安いじゃない? それでどんどん買って…楽しいのよ! 凪良さんの本はもう20冊くらい読んだかな。文章だと思うのよね。他の人のを読むと表現が直接的だったりするんだけど、違うの。最後か真ん中くらいにセックスシーンがあるんだけど、すっごく丁寧なの。男女の恋愛よりも、相手を思いやる気持ちがすごいの。そのやりとりがね。男女の恋愛だとどっちが上位とかあるじゃない? でもそうじゃないの。とにかく、細かいのよ、描写が! だからね、私、ホルモン出ちゃう(笑)! 」

これが東海林さんの元気の秘訣なのだろう。おそるべし、美容と健康にいいBL。BL好きが昂じて、最近、あるテレビ番組で「BL喫茶」を訪れたという。

「『何かやってみたいことないですか?』って聞かれたから、今BLに凝ってるから、そういう場所ないのって聞いたら、BL喫茶っていうのがあるっていうの。リクエストしたら、男の子同士がポッキーを食べさせ合う様子を見せてくれたりするのよ! それで私はあの子とあの子って言って、一人が先輩に怒られて、もう一人がそれを慰めてるシーンをやってほしいってお願いしたら、やってくれたの。そんなところがあると思ってなかったけど、ちゃんとあるのよ!」

BL小説を入り口に、タイのBLドラマも観るようになったのだという。それだけではない。K−POPも好きで「SEVENTEEN」と「BE:FIRST」推し。ライヴはまだ行っていないが「今に行くから!」と高らかに宣言。

日常にも、至るところに「推し」との出会いが潜んでいる。最近、補聴器を直しに行った先で新たな推しを見つけた。

「そこで渡された雑誌に、イケメンがいたのよ!」


RECOMMENDED おすすめの記事