──最近のデスラビッツは、以前の「女の子3人vs部長」という対立の構図ではなくなってます。
YUZU 6年もやってたら、仲良くなっちゃうんで(笑)。今はBUCHOも正規メンバーになったので、4人でやっていこうってなってます。
BUCHO それも革命の一つですね。女子とオジサンの対立よりも、4人で一つの音楽を生み出す集団として、全員で足並みをそろえたことが強みなのかな、と。
EMI BUCHOのファンの方も増えたと思う。チェキもBUCHO指名が多いんです。
BUCHO ありがたきですねえ。最近は我々のエンターテイメント性が増したことで、お客さんの層も広がったと思います。
──BUCHOがDJをプレーするスタイルも好評です。
BUCHO まさしくこの「兎革命」からです。
EMI BUCHOがDJをやることで曲のつなぎもカッコよくなりました!
KARIN そうそう。もうヒュッと次の曲に入るよね。
YUZU メドレーも簡単にできるようになったので、進化しています。
──ここであらためて聞きたいんですけど、デスラビッツは活動が長いわりに夏フェスの出演が少ないのはなぜなんでしょうか?
YUZU なんなんでしょうね? コンセプトが敬遠されているのかも。
KARIN “裏TIF”には出たことあるんですけど…。
EMI でも最近、BUCHOが結構頑張ってくれてるみたいなんですよ。
BUCHO これも兎革命の一環なんですが、ボクがグループの課題をイベンターさんやメディアの方にヒヤリングしたところ、「名前は知っているけど観たことがない」という人が多いことが分かってきたんですね。これまでは、攻めていくところと実際のニーズがマッチしてなかったのかもしれない。
EMI 対バンでも王道アイドルと一緒にならないよね。
YUZU だからデスラビは嫌われているんじゃなくて…。
全員 知られていない!
EMI もっと世間に発掘されたい!
KARIN クレーンゲームみたいに、ひゅっとね(笑)
──これまで解散や休止の危機はあったんですか。
YUZU 辞めたいとか思ったこと、全然ないです。
EMI なんかあったかなあ、覚えてない。
KARIN そういえば台湾遠征で占いに行ったんです。そこで「デスラビ続けられますか?」って念じたら、ノーだったんです! 本当にヤバいと思って。
EMI そして次に「誰か辞めますか?」って訊いたらイエスになって。え、どうしようって!
KARIN しかもバスツアーでファンの方たちと一緒だったから口に出すわけにもいかず、一人で「どうしよう(涙)」ってなっちゃいました。
──でもその後で改名しましたし、スタッフさんも一部替わりましたから、実は当たっていたのでは?
全員 ヤバい! 本当だ!
YUZU それに気づかなかった私たちって逆にスゴくない?(笑)