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UPDATE|2023/06/11

保健室通いからアイドルに、SNS発の美少女・しらい「私、すごくナルシストなんです」

しらい 撮影/coto


「じゅじゅ」卒業後、しらいはフリーランスとして自身の同人写真集を多くリリース。さらに、トークイベント「しらいちゃんの今後を考える会」を開催するなど、活動の幅を広げていた。20歳の少女がフリーランスとして活動することに不安はなかったのか。

「なかったんですよね。若さ故だと思うんですけど。写真集を一緒に作り続けてきた写真家の飯田(エリカ)さんなど、心強い存在がいたっていうのもあるとは思います。でも、やっぱり一番大きかったのは、『ファンの人に会えなくなるのは絶対嫌』という気持ちでした。それに、フリーで動き出してからは、あまり先のことを考えずにがむしゃらに突き進んでいて。来月はこれをやりたい、その次はこれ……と短いスパンで企画を立てていて、先のことを考えずに刹那的に活動し続けていました。

でも、実は活動を辞めようかと悩んだ時期もあって……。ただ、ちょうどその時期に『しらいちゃん展』という私の写真展を開催することになって、いろんな方々と力を合わせて実施することができたのが自信に繋がったし、これからもっと頑張りたいと思ったんです」

トークイベント「しらいちゃんの今後を考える会」は月一で開催。喋ることが苦手だった彼女もファンからのガヤなどで、人見知りの性格が徐々に薄れていった。そんな彼女にとって“ファン”の存在が活動のモチベーションだったという。

「アイドルとファンの関係性ってすごく特殊だと思うんです。ライブにいつも応援しに来てくれて、特典会で近況を報告しあったり……友達以上の繋がりがあるのにアイドルを卒業したらもう会えなくなることが考えられなかったんです。そんなある日、『しらいちゃんの今後を考える会』でファンの皆さんに『どんな私を見たい?』というアンケートをとったら、ステージに戻った姿を見たいという意見が多くて。私自身もファンの皆さんに応えたいと思いました」

2019年、“しらい”は新たに事務所に所属して、“白羽”として再びステージに上がることになる。

【後編】『#パフェには終わりが来る』SNS発のフリーランス美少女・しらいの魅力

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