過去に共演経験のあった佐久本宝、工藤遥の存在も大きかった。
「宝とは『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』で初共演して以来、プライベートでも仲の良い親友です。『いつかまた一緒に芝居合戦しようね』って約束をしていたのが、今回ようやく叶いました。撮影が終わった後に電話して、その日感じたことだったりを話したりして、明日も頑張ろうねって言い合って、すごく救われましたね。遥ちゃんとは『あせとせっけん』というドラマで共演したんですが、同じ年なので気も合って。今回は撮影終わりにラーメン屋に行って、一緒にビールを飲みました(笑)」
3話目以降も、ドラマはスリリングな展開が続く。
「1話目から展開が早くて、この作品がどういうものなのか十二分に伝わる内容でしたが、衝撃的な展開が最後まで止まらないストーリーになっているので、ぜひ最後まで見届けていただきたいです。この作品は、“死”が印象的に描かれた作品ですが、監禁されている環境の中で生き抜こうとする、それぞれのキャラクターの生きざまが美しいので、そこにも注目してほしいです」
大原自身は、まだ同窓会の経験がないという。
「以前あった同窓会は、お仕事で行けなかったんです。ただ私は本当に人見知りなので、途中参加がいいです。誰にも気づかれずに、いつの間にかいたみたいなのがいいですね(笑)」
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