7月25日で21歳を迎える若きジャニーズのスター・なにわ男子の道枝駿佑も、若くして俳優としてのキャリアをスタートさせている。2017年放送のドラマ『母になる』(日本テレビ系)がデビュー作で、14歳にして主演・沢尻エリカ演じる柏崎結衣の息子・広(こう)役を務めた。
「北國新聞」のコラムで同ドラマの脚本家・水橋文美江氏が語ったところによると、広のキャスティングはかなり難儀したという。設定が13歳(中学1年生)と微妙な年齢だったため、「大人っぽくてもいけないし、幼すぎてもいけない」「素直さも欲しいけど、思春期特有の親に対するつっけんどんな感じも欲しい」などさまざまな葛藤があり、その条件にぴったりな子を探すべくスタッフは関西方面にまで足を伸ばしたそうだ。
そしてようやく見つけたのが、当時「関西ジャニーズJr.」として活躍していた道枝である。
起用な子よりも不器用な子を……、こなれた芝居よりもフレッシュさを……。そんな水橋氏の想いに応えた道枝は、同ドラマで確実に爪痕を残し、以降も『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)を始めとするドラマ作品に次々出演するように。
さらに2022年は、若手ジャニーズの登竜門として知られる『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)で5代目・金田一一役を射止めていた。
他方で、過去に意外な作品に出演していたのがKinKi Kids・堂本剛。元々は子役として芸能界の門を叩いており、8歳だった1987年にお笑いコンビ・ダウンタウンを主役に据えた『ダウンタウン物語』(毎日放送)に出演。浜田雅功の幼少期を担当していた。
ちなみに当時は“堂本直宏”という名義で活動しており、これは実姉の初恋の人が由来になっているのだとか。なお堂本は小学5年生の時に子役活動を引退し、1991年にジャニーズ事務所へ入所している。
今や貴重なジャニーズたちの幼き姿。現在放送中のドラマに出演している子役のなかにも、未来のスターが紛れているかもしれない。
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