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UPDATE|2023/08/13

アニメ『鬼滅の刃』「柱稽古編」で新たな一面が描かれる? 新登場の「柱」3人の魅力を徹底解説

(左から)『鬼滅の刃』15巻、17巻、19巻(集英社)

2019年のアニメ放送開始と共に大ヒットし、社会現象にまでなった『鬼滅の刃』。翌2020年に公開された劇場版『鬼滅の刃無限列車編』は全世界での興行収入が500億円を超え、原作コミックスの発行部数は1億部に到達した。コロナ禍で世間全体が暗い空気に包まれる中、数少ない明るい話題を提供し続けてくれたのも記憶に新しいところだ。

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アニメは2021年に「遊郭編」2023年には「刀鍛冶の里編」が放送され、そして、さらに続編にあたる「柱稽古編」の放送も決定している。現時点では「柱稽古編」の放送開始時期などは公式に発表されてはいないものの、物語の鍵を握る「柱」が全員揃って登場することからすでにファンの期待を集めている。今回は鬼滅の刃「柱稽古編」の魅力や、物語の中心となる柱について、これまで登場シーンが少なかった3人を中心に紹介したい。

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鬼滅の刃のメインストーリーは人間に敵対する鬼舞辻無惨を中心とする鬼を討伐することを目的に組織された「鬼殺隊」を中心に進められる。主人公の竈門炭治郎らもこの鬼殺隊に所属している。

そんな鬼殺隊の中心となるのが「柱」。多くの隊士を束ねる中心的な存在であり、戦闘面において圧倒的な力や技術を持っている。すでにアニメ1期の終盤で1度全員が揃ってはいるが、まだその人物像は謎のままとなっている「柱」もいる。

現時点でアニメに登場しているのは炭治郎が最初に出会い、鬼殺隊に加わるきっかけにもなった「水柱」冨岡義勇、アニメ1期で共闘し、炭治郎の理解者となった「蟲柱」胡蝶しのぶ、劇場版『鬼滅の刃無限列車編』の中心人物である「炎柱」煉獄杏寿郎、アニメ2期の「遊郭編」に登場した「音柱」宇髄天元、最新のアニメ3期「刀鍛冶の里編」で登場した「霞柱」時透無一郎と「恋柱」甘露寺蜜璃の6人。「柱」は全部で9人なので残り3人の活躍はアニメではまだ語られていない。

最初に紹介するのは「風柱」不死川実弥。アニメ3期「刀鍛冶の里編」で炭治郎や禰豆子と共闘し、友情を深めた不死川玄弥の兄だ。アニメでもすでに語られているが幼い頃に鬼と化してしまった母親に兄弟を惨殺され、最終的には自身の手で母を殺すという壮絶な過去を持つ。

この過去の経験から鬼への憎しみが強く、初登場時には鬼である禰豆子を強烈に否定。鬼としての本性を引き出して殺そうとしたほどだ。このシーンのインパクトから不死川実弥に対して苦手意識を持っている視聴者も多いかもしれない。そんな彼が「柱稽古編」でどんな素顔を見せてくれるのかが注目ポイントだ。

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