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UPDATE|2023/08/22

"令和の野球少女" 池田朱那、畜産系青春映画で学んだ命への感謝「間違いなくベストの作品」

池田朱那 撮影/たむらとも


「令和の野球少女」も、この2023年で22歳を迎える。きりりとしたイメージは変わっていないが、大河ドラマ『青天を衝け』(2022)阪谷琴子役では和服も着こなし、スポーティーな少女にとどまらない引き出しは着実に増えている。

「好きな俳優さんに安藤サクラさんがいます。シリアスな役もヤンキーっぽい役やギャルも、抱きしめたくなるような可愛い役も様になる人だなって目標にしています。私も何もかもが別人のような役を、立て続けでも違和感なく演じ続けていける役者になりたいですね」

今演じてみたい役、にはこんな答えも。

「女子高生もまだまだできるし今しかできないと思うので(笑)、縁があればもっと経験したいです。あとは気が強くて感情を強烈にぶつけあう人物になってみたいですね。あるいは私のこの声を使わない役など…自分にない性格、ないものを持っている人を演じていきたいです」

俳優業や人間の性格への好奇心が、そのままキラキラのまなざしに活きている。芝居の追求に、止まる暇はない。

「大好きな映画になりましたが、観る方それぞれの17歳の青春を思い出したりしながら自由に感想を持っていただければいいなと。私自身のことも、野球や女子高生の活発なイメージでも、これから経験するかもしれない何かシリアスな役でも、どんな切り口からでも覚えていただけたらうれしいです!」

【あわせて読む】県選抜も経験・池田朱那、"令和の野球少女"が女優を目指した理由「昔はすごくやんちゃでした」

▽池田朱那(いけだ・あかな)
2001年10月31日生まれ、群馬県出身。2019年ゲーム「八月のシンデレラナイン」CM出演で注目され、映画「かぐや姫は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(19年)、「彼女が好きなものは」(20年)、NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺~」(19年)、「青天を衝け」(21年)などに次々出演。2022年は舞台「群盗」ではヒロインを務め、ドラマ「ふたりの背番号」では初主演を果たした。2023年、初の主演映画「17歳はとまらない」が8月4日より公開中。

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