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UPDATE|2023/08/26

グラビア文化のない韓国から日本へ…ピョ・ウンジ「日本でのグラビアは夢だけど、遠い世界だった」

撮影/たむらとも


YouTubeやSNSにグラビアの動画や写真を頻繁に上げるようになったが、グラビア文化が確立されていない韓国では苦労も多かった。

「日本みたいに、グラビアに強いカメラマンさんやヘアメイクさんはほとんどいませんし、グラビアをプロデュースする方もいないんです。だから、どのシチュエーションで、どういうシーンを撮るかなど、企画段階から全て考えなきゃいけないんです。撮影自体はカメラマンさんに頼んでいたんですけど、アイデア出しは自分。だから今も撮影協力をしてくれている妹と試行錯誤をしました。とりあえず撮影をして、角度や目線の処理など、気に入らないところを指示して、何度も撮り直しての繰り返し。だから妹とのケンカも日常茶飯事でした。その経験を経て、今があるんです」

衣裳のスタイリングは、いまだに自分で行っている。

「YouTubeに上げる動画の服装は基本的に自分で選んでいます。もともとファッションも好きなので、海外のファッションサイトなどをネットサーフィンして、自分が着たいものを探しています」

日本ではグラビアモデルとして認知されているウンジだが、まだまだ韓国ではグラビアの認知度が低い。

「韓国で有名な大手出版社で、グラビア系の写真を載せるのは『MAXIM KOREA』という雑誌ぐらいなんです。そこで表紙モデルを2回務めさせていただいことがあるんですけど、韓国で自分発信以外のグラビア活動はそれぐらい。そういう状況の中、私が日本に進出して、グラビアモデルの活動している姿を見て、韓国でも『私もグラビアをやりたいんですけど、韓国ではできる場所がないので悩んでいます』とグラビア活動に興味を持つ女の子からの相談も増えています」

韓国グラビアモデルの第一人者として確固たる地位を築いたウンジに新たな夢もできた。

「もっと日本でたくさんのグラビアを飾りたいですし、日本語が上達したら、お芝居にも挑戦したい気持ちがあります。あとファッションが好きなので、自分でファッションや美容系のブランドを立ち上げたいという新たな夢もできました。その夢を叶えるためにも、いろんな活動をしていきたいですね」

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AUTHOR

猪口 貴裕


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